この記事の目次
1 美容オイルとは?
植物、動物、石油を化粧品用に精製したもののことを言います。
直接肌につけることができるので顔、小じわやほうれい線はもちろんからだやヒジ、ヒザ、かかとのカサカサ、髪にも使えるスグレモノです。
そして「美容オイル」と言っても実はいくつかの種類に分けられます。
- 植物や動物の油脂
- 炭化水素油
- ワックスエステル
簡単にそれぞれの違いをご紹介すると…
- →アーモンドオイルやアルガンオイルなど。
肌をふっくら柔らかく整えてくれるのが特徴です。
- →ワセリンやスクワランオイルなど。
刺激が少ないので敏感肌の人にもオススメです。
- →ホホバオイル。
抗酸化作用があり、紫外線に当たっても大丈夫。シミを予防する効果が期待できます
美容オイルの効果
つまり、美容オイルの効果でうるおいたっぷりの柔らかいお肌を手に入れることができます。
美容オイルに共通する効果3つ。
- お肌の潤いアップ
- お肌のバリア機能アップ
- 肌が柔らかくなる
美容オイルの特徴
最大の特徴は美容液、クリームで補っている肌の油分を美容オイル1本でカバーできてしまうところです。手間が減って時短になるのが嬉しいですね。
「化粧水、乳液、クリーム、美容液」とフルコースのスキンケアをしていた人が「オイル+化粧水」「化粧水+乳液+オイル」のように使うアイテムが減ります。使用量も少なく伸びも良いのでコスパ抜群です。
ただし、美容オイルの種類によって効果も価格帯も違うので自分に合ったオイルを選んであげることが大切ですよ。
4 美容オイルの種類とそれぞれの違い
4.1 「油脂」の効果や価格帯
美容オイルの中で一番スタンダートな種類となるのが、こちらの油脂です。種類はさまざまですが、肌の皮脂成分である脂肪酸が含まれているので肌の奥まで浸透して美容効果が期待できます。
肌をふっくらと整えてくれたり、バリア機能を高めてくれたりするので、美容オイルの効果を1番感じやすいのがこちらのオイル。
代表的なものはオリーブオイル、アルガンオイル、サンフラワーオイル、アーモンドオイル、馬油など、ほとんどの植物、動物性のオイルがこの油脂にあてはまります。
かなり幅があります。プチプラからデパコスまで種類が多いです。
だいたい5000円(30ml)くらいのものが多い印象です。
油脂の美容オイルはこんな人におすすめ!
- 肌になじみやすいのでオイルのベタつきが気になる
- 肌のカサカサが気になる
- 時短、手軽にスキンケアをしたい
4.2 「炭化水素油」の効果や価格帯
みんなが実は知らないうちに使っているのが、炭化水素油です。特徴は「安全性が高く、肌が弱い方でも使えること」です。
肌が荒れて皮膚科を受診、処方されるのがこちらのオイルです。
肌の水分が飛ぶのを防ぐことに優れていて、変な浸透作用がないので肌の表面にとどまり、しっかりしたバリア機能が期待できます。
スクワランやワセリン、ミネラルオイルが代表的です。
比較的リーズナブルなものが多いです。ドラッグストアや薬局で手に入る物もあります。
炭化水素油の美容オイルはこんな人におすすめ!
- 敏感肌、肌が荒れやすい
- アトピー肌が気になる
- 普段使っているオイルより、さらに保湿がしたい
4.3 「ワックスエステル」の効果や価格帯
美容オイルの中で一番変わっているのがワックスエステルです。そもそもこちらは厳密に言うとオイルではありません。液体の蝋です。
最大の特徴は酸化しないことです。紫外線にも強く、日焼けを防いでくれる効果もあります。
価格帯は1500円〜6000円
無印などのプチプラの物もありますが、店舗に並ぶのはだいたい5000円(50ml)くらいのものが多い印象です。
ワックスエステルの美容オイルはこんな人におすすめ!
- 日焼け予防、外のレジャー前や朝使いたい
- 抗菌作用も優れているのでニキビ対策に
- 肌だけではなく髪にも使いたい
<まとめ>
種類もたくさんあってそれぞれ効果も違うので自分の肌質にあったものを使うとより効果的ですよ。