【おうち時間に見直したい】頭皮の匂いが出やすいN G習慣と対処法


ビーバー
湿気を感じる季節になってきましたね…。頭皮が蒸れているせいなのか臭いが気になるんですよ。これってどうにかならないんですか?
博士
今回のテーマは頭皮の臭いの原因と対処法についてです。原因さえわかってしまえばほんの少しのケアで頭皮の嫌な臭いを抑えることができますのでぜひ最後までご覧ください。

なぜ頭皮の匂いがしてしまうのか?

雑菌が原因

そもそもなぜ頭皮の匂いがしてしまうのか、その原因は酸化してしまった余分な皮脂をエサにする雑菌が繁殖するからです。その雑菌が増えるとそれに比例して頭皮のニオイもどんどん増えていきます。それが臭いの原因です。

汗の中に含まれる乳酸が原因

30〜40代になると体内の消化酵素が不足して油や糖分など分解しきれない傾向があります。疲労も溜まっているときは特に体内で分解しきれなかった乳酸が汗の中に混じります。乳酸もまた雑菌にとっては大好物、厄介なのは皮脂と混ざることで古い油のような非常に不快な匂いになってしまいます。

博士
臭いの原因は雑菌がエサを食べて増えるときに出るものです。ここからは頭皮の嫌なニオイが出てしまう、NGな習慣を紹介していきます。心当たりがある方は習慣を見直してみてください。

頭皮の匂いがしてしまうNG習慣

夜にシャンプーをしない、酸化皮脂が残る

人間の肌にとって皮脂はバリア機能の役割を果たしてくれているものであり、なくてはならないものです。しかし、皮脂は時間が経ってしまうと酸化してバリア機能が弱まり雑菌のエサとなってしまい、それが臭いの原因になってしまいます。
夜シャンプーをしないで朝までそのままにしておくことは、翌日までこの酸化した皮脂が頭皮に残っていることになります。枕、髪の毛、頭皮が重なる空間は寝ている間の汗で蒸れるので雑菌にとってはこの上ないくらい快適な環境となるでしょう。また酸化した皮脂は硬くなり頭皮のトラブルの元になるのでがんばった1日の終わりには、寝る前にシャンプーしてあげることをお勧めします。

髪の毛をドライヤーで乾かさない

お風呂上がりに髪の毛を半乾きのまま放置してしまうことは危険です。頭皮や髪が濡れた状態は雑菌にとって絶好の環境です。お風呂上がりはスキンケアや他にもやることがたくさんあるかもしれませんが、ここは面倒くさがらずに一気にドライヤーで髪を乾かしてしまうことをお勧めします。

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油っぽいものや甘いお菓子を食べ過ぎている

脂質や糖分が食生活のバランスで多くを占めてしまうと体内で消化するときに酵素の働きが追いつかず分解しきれないことがあります。なんとなく腸が重かったり胃もたれをしている時は要注意、汗の中には臭いの元となる雑菌が好む、疲労物質の乳酸が含まれています。揚げ物やスイーツなどついつい食べ過ぎてしまう人は食の習慣を見直してみてください。

頭皮の匂いが出にくくなる対処法

お風呂にしっかりつかってから汗をかいてからシャンプーをする
酸化してしまった余分な皮脂や粘りのある汗は毛穴の奥に詰まっていることが多いです。ささっとシャンプーした程度では落ちないことが多いので、夜シャンプーをする前にしっかりと湯船につかって汗をかき、毛穴の奥から余分な皮脂や悪い汗を押し出してあげましょう。余分なものが外に出切った状態でシャンプーをしてあげるときれいにさっぱり雑菌のエサとなるものを洗い流してあげることができますよ。
この方法は子供から大人までかなり効果があります。お子さんの頭皮の臭いが気になる!なんて場合も湯船でしっかり温まって汗をかいてからシャンプーをしてあげると翌日からにおいが変わってくると思います。

博士
ゆっくりと湯船につかるも良いですが、余分な皮脂や悪い汗を一気に出すにはサウナも効果的ですよ。

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シャンプーの時は耳周りもしっかり洗う

耳周りから後頭部にかけては粘度のある汗を分泌する汗腺があるため、特に皮脂や雑菌の匂いが出やすくなっています。髪や頭皮をシャンプーしながらマッサージする際には耳も一緒に優しく揉んであげることで余分な皮脂、汗を洗い流してくれます。出先で臭いが気になった時は耳の後ろをウェットタオルなどで拭いてあげるのも効果的ですね。

洗浄力が優しいアミノ酸のシャンプーを使う

洗浄力が強いシャンプーは余分な皮脂だけではなく頭皮に必要な皮脂までも剥がして落としてしまいます。それによって頭皮が乾燥した状態になり体が「もっと皮脂を出さないと!」と過剰に皮脂を分泌してしまう体質になってしまいます。
頭皮の嫌なニオイの元となるのは余分な皮脂にあります。余分な皮脂だけを落とし、必要な皮脂は残してくれるような洗浄力が緩やかなアミノ酸の洗浄成分が入ったシャンプーを使ってあげることをお勧めします。

博士
洗浄力が強いシャンプーは裏の成分表示のところに「ラウレス硫酸、ラウリル硫酸」などと書かれているのでこの記載があるシャンプーは要注意です。

腸内環境整える食品を積極的に食べる

最初に紹介した臭いの原因で体が消化しきれなくて出た「乳酸」が臭いの原因になっていたと思います。消化器官の酵素がしっかり動いていれば乳酸の分泌も抑えられるため消化をサポートしてくれるような食べ物を優先的に選んでみてはどうでしょうか。
臭いの元となる乳酸の分解を助けてくれる酵素を多く含む食品は以下の3つです。

  • 納豆や味噌等の発酵食品
  • キャベツ等の脂肪分解作用がある野菜
  • ビタミンCを多く含む果物やお茶

番外編:美容院などでヘッドスパをする

博士が経営する美容院でも近頃ヘッドスパのオーダーが多くなってきました。ヘッドスパのメリットは普段のシャンプーでは取り切れない頭皮に詰まった余分な皮脂や古い角質汚れを取り除くことができます。頭皮には沢山のツボがあり、そこを刺激してあげることで頭皮の副交感神経が刺激され体に溜まった毒素が尿とともに出て行きます。それによって頭皮の嫌な臭いの原因となる余分な皮脂が溜まりづらい頭皮環境を作る効果も期待できます。

まとめ

博士
頭皮の臭いは酸化した余分な皮脂や疲労物質の乳酸が原因です。嫌な臭いは自分で気付かなくても意外と周りが気にしていることが多いかもしれませんね。
おうちで過ごす時間が増えた今はシャンプーの仕方や日々の食生活をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

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