この記事の目次
1そもそもなぜ髪を乾かすの?
髪が濡れるとキューティクルという髪の表面にある皮が開いて、少しの摩擦でもダメージを受けやすくなります。「キューティクルのダメージ」=「髪の痛み」です。
乾くとキューティクルが閉じてダメージを受けにくくなるので髪は乾いていたほうが良いのです。
2 ドライヤーのメリット
- キューティクルを正常な状態に整えられる
- 髪の毛がまとまり、ツヤが出る
- 寝癖がつきにくい
3 ドライヤーのデメリット
- 時間がかかる
- 熱によるダメージ
ドライヤーで注意しなければいけないこと
乾かしすぎがダメージの原因となります。
髪の毛の根元よりも毛先のほうが量が少なく細いのでドライヤーで乾きやすいです。なので根本は乾いても毛先は乾かし過ぎになってしまうことがあります。
乾かす前は毛先のに水分が飛びすぎないようにヘアオイルをつけましょう。
4 自然乾燥のメリット
- 時間や手間がかからない
- ドライヤーと違って熱や摩擦のダメージがない
- 電気代がかからない
5 自然乾燥のデメリット
- キューティクルが開いたままになる
- 髪の毛が広がり、寝癖がつきやすくなる
- カラーやパーマの持ちが悪くなる
- 頭皮が湿っていると雑菌が繁殖しニオイの原因に
自然乾燥で注意しなければいけないこと
髪が濡れたまま寝たりするのは絶対にNG!濡れてキューティクルが開いている状態は髪の毛が擦れるなどちょっとした摩擦ででボロボロと剥がれ落ちてしまいます。くしやブラシの摩擦も同じなので注意が必要です。
逆に言えば自然乾燥をしっかり終えた状態で寝たならダメージはほぼないです。
6ドライヤーと自然乾燥髪が痛まないのはどっち?
髪の毛だけのことを言えばどちらもダメージは変わりません。
自然乾燥は自然に水分が飛んだだけでしっかり乾けば髪の痛みには関係ありません。しかし頭皮のニオイや雑菌が繁殖したりする心配もありますね。ドライヤーで乾かした方が髪のまとまりツヤが出たり、寝癖がつきにくいなどのメリットも多くあるので、できるだけドライヤーで乾かすのをお勧めします。
7 時間がない時に最低限押さえておくべきポイント
髪をいたわりながら乾かすにはそれなりの手間と時間が必要です。しかし「どうしても乾かす時間がない!」という方もいるでしょう。
そんなときのために最低限押さえておくべきポイントをまとめました。
根元だけはドライヤーでささっと乾かす
根元が濡れたままだと雑菌が繁殖しニオイの原因になります。また、髪がハネるのを防いだり、トップのボリュームも出るので時間がない時は根本だけでもドライヤーで手早く乾かしましょう。
ヘアオイルを塗る
髪全体を乾かせない時はヘアオイルを塗っておけばひとまず安心です。冷暖房の風などから毛先の水分が奪われるのを防ぎ、キューティクルに油分を補い保護してくれます。オイルは菌の繁殖を抑えてくれる作用もあります。お風呂上がりの習慣にするのがオススメです。
<�まとめ>
自然乾燥は濡れた状態の摩擦に弱く、キューティクルが剥がれてしまうことが心配ですね。またドライヤーは熱の当てすぎに注意するのとヘアオイルでしっかり保護してあげましょう。