今回は博士が経営する美容サロンの髪のプロに薄毛になりやすいNGな習慣について聞いてきました!それをまとめてお伝えしていきます。
この記事の目次
髪のプロがお伝えする薄毛になりやすい習慣5つ
先ほど説明したように薄毛は食生活や睡眠時間、不摂生などによって起こることが多いですが、髪の扱い方や毎日使っているものによっても大きく変わってきます。ここからは薄毛になりたくない人は絶対にやってはいけないNGな習慣をご紹介します。
朝シャンをする
最も薄毛になりやすい習慣はこの朝シャンだと言われます。夜洗うのはめんどくさいから…。と言う理由でジャンプーが朝になってしまっている人も多いと思いますが、夜寝ている間(特に22時から2時)は毛根等に成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムです。頑張って髪の毛が生えて来ようとしているところに汚れや皮脂が毛穴に詰まっていたりすると成長を妨げてしまいます。
また、夜に比べて朝の方が頭皮の油分はなくなっていることが多く、油分が少ないところにシャンプーなどでさらに油分をとってしまうことで頭皮が弱ってしまいます。
シャンプーの力加減が強い
シャンプーをするときには思いっきりゴシゴシとこする人は要注意です。強くこすることで頭皮もダメージを受けてしまいます。特に生え際や頭頂部など毛穴が細いところは刺激によるダメージをとても受けやすいので力加減は「優しく揉み洗いをするように」です。
シャンプーの洗浄力が強すぎる。
使っているシャンプーが強すぎると頭皮にとってはとても危険です。シャンプーの裏の成分表示に「硫酸」と記載があるものは要注意です。(ラウレス硫酸、ラウリル硫酸など)硫酸系のシャンプーはアルカリ性が強く、汚れも溶かして落としてくれるのですが、頭皮の毛根のタンパク質までも溶かしてしまいます。どれぐらい硫酸系のシャンプーが毛根を作るタンパク質に影響を与えるかと言うと、硫酸系シャンプーにタンパク質である卵白を入れて半日放置するだけで卵白が真っ白に固まってしまいます。見た目は火が通った状態に近いような感じです。これと同じことが毛根でも起こっていると考えるとぞっとしますね。
仕事やプライベートで帽子をかぶることが多い
美容のプロが現場で意外と影響があるなぁと感じているのは帽子やヘルメット。
これはサロンの現場で感じる感覚ですが、薄毛の人は帽子をかぶる習慣が多いように思います。湿気がある日や夏の暑い日は帽子の中が蒸れます。雑菌が繁殖して臭いなどが気になるのも困りますが、これは毛根にとっても良い状態ではありません。お仕事柄長時間帽子やヘルメットをかぶらなければいけない方は定期的に帽子を外して頭皮の換気をしてあげましょう。
ヘアスタイリングでスプレーを使う
特に気をつけたいのが髪の毛をセットするハードスプレー。ヘアスタイルをがっつりキープしてくれるのは良いのですが、これが髪や頭皮につくと一度シャンプーしたくらいではなかなか取れないのです。毎日ハードスプレーを使う方は要注意で、ハードスプレーが毛穴に詰まっている状態でさらに上からハードスプレーをしてしまうことでどんどん毛根や毛穴の上にハードスプレーの層ができていって日に日に毛根が弱っていってしまう恐れがあります。ハードスプレーを使うときはできるだけ頭皮につかないよう意識して、上からスプレーするのではなく下から吹きかけてあげるような工夫が必要ですね。
まとめ
すぐに変化はありませんが、数年後の自分の髪の毛の状態がより良くなるようにぜひ習慣を見直してみてはいかがでしょうか。