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そもそも化粧水の役割は?
化粧水は肌に水分を補って、乾燥した肌を柔らかくしてくれます。
朝晩の洗顔後は汚れとともに肌が本来持つ保湿成分も洗い流してしまうので、放っておくとどんどん肌の水分が蒸発してしまいます。化粧水は蒸発しやすい水分を素早く補給することが役割です。
化粧水の基本構成は?
化粧水の役割は肌に潤いを与えることなので、約9割を占めているのは水です。
残りの1割には保湿成分などの機能性成分が含まれています。配合比率は約1割と少ない気もしますが少量でも効果的な成分が配合されており、どの化粧品メーカーもこの1割の部分にこだわりを持って作っていると言えるでしょう。
1割の機能性成分の例としては、セラミドやグリセリンなどの保湿成分やホホバ種子油やオレイン酸などの油性成分などその化粧水の特徴となるようなものが入っています。
肌質によって選びたい、化粧水の種類
化粧水と一言で言っても様々な種類があります。
- うるおい重視の保湿化粧水
- 雑菌の繁殖を防ぐニキビ用化粧水
- 余分な皮脂の分泌を防ぐ収れん化粧水
- 美白成分が配合されている美白化粧水
- 化粧水を使う前に使う導入化粧水
- 古い角質や毛穴汚れを落とす、拭き取り化粧水
正しい化粧水をつけるタイミング
化粧水は朝と夜どちらに使うのが良いのか迷う方も多いでしょうが、基本的には朝と夜の洗顔後の両方に使います。洗顔後は肌の毛穴の汚れがスッキリ落ちて水分の出入りがしやすくなっている状態です。清潔なタオルで顔の水分を取ったらすぐに化粧水をなじませて水分補給してあげましょう。
肌の奥に潤いが届くまで5〜10分程度の余裕を持ってからメイクをしてあげると、乾燥しやすい目元や口元まで水分が浸透して肌がなめらかになり、滑りが良くなります。それによってファンデーションが均等に伸びたり、アイメイクがしやすくなります。
化粧水の適切な使用量は?
一般的には500円玉大くらいと言われています。化粧水はより保湿をしたいからといって大量に使っても効果が大きくなるものではありません。反対に量が少ないと保湿のムラが出てしまうことが心配です。化粧水のボトルには使用量がある程度記載されていますのでまずはボトル裏に書かれている説明に従いましょう。
また、ホルモンバランスの影響もありその時によって肌の乾燥状態は違います。保湿や水分量が足りないと感じたら量を出してあげるか重ね付けをして肌のコンディションを調整していきましょう。
化粧水はコットンを使った方が良いの?
肌荒れやニキビ肌にはコットンを
手には少なからず雑菌が混じっており、直接肌に化粧水をつけてしまうと肌の炎症やニキビがある場合はより炎症がひどくなってしまう可能性があります。
そんな時はコットンを使うことで清潔な状態で化粧水をムラなく塗ることができます。コットンに化粧水を染み込ませるときはたっぷりと使ってあげるのがポイントです。
コットンを使わないメリットも
直接化粧水を手で塗るメリットもあります。化粧水は手の体温によって肌が柔らかくなりなじみやすくなるので素手での使用をおすすめしている化粧水はコットンを使わずにまんべんなく手で伸ばしてあげるのが良いでしょう。またとろみがある化粧水はコットンと相性が悪いので直接つけてあげたほうがコスパが良いですね。
化粧水の浸透を助ける導入液やブースターオイル
肌のコンディションや乾燥の状態によっては化粧水の機能性成分が肌の奥まで浸透しないことがあります。そんな時に役立つのが化粧水の浸透を良くする導入液やブースターオイルです。
洗顔後、化粧水をつける前に少量をなじませてあげることで化粧水の浸透力を大幅にアップさせて肌のすみずみまで栄養が行き渡ります。
ブースターオイルとの相性が特に良いのが、乾燥肌や敏感肌、部分的に乾燥する混合肌の人です。この肌質の人は肌に必要な油分が足りてないことが多く、化粧水と一緒に肌に浸透してくれるためブースターオイルの使用をオススメします。