【知る人ぞ知る!】ハッカ油の美容効果とは?種類や効果、実践方法を解説

ビーバー
夏は暑いもの!と思っておりますが…なんでしょう、この異常な暑さ。ハッカ油は今密かにブームになっていますが、ハッカ油の効果ってなんですか?それに、ハッカってどうやって使うものなんですか?
博士
ハッカ油はミントの精油に似ているのですが、、リラックス効果や美容・医療面で使われているなど大変効能が多く夏の暑さに弱い方にはとても重宝するオイルです。今回はハッカの実はあまり知られていない美容効果や洗顔料やパックなどハッカ美容のアイテムを手作りするレシピについてまとめていきます。

ハッカ油とは?

ハッカとは、ミントの日本語で日本に自生している種類のこと。ハッカ油はそのハッカを蒸留・精製して作られた物で、実は暮らしに役立つ万能オイルでもあるんです。
かつて世界の70%のシェアを誇ったという、日本国内のハッカ生産。近年は海外からの輸入や合成ハッカに押されていますが、独自の品種改良による美容効果や独特の爽やかな香りが世界中の人を虜にしています。

ハッカ油の歴史

国内産の95%は北海道の滝上町で生産されています。ハッカを漢字で書くと「薄荷」薄い荷物という意味でほんの少量でも価値があることからその名がつきました。
下の写真はハッカ油を蒸留するための設備です。人がすっぽり入ってしまうこの釜の中に溢れんばかりの量を入れて得られるオイルの量はほんのごくわずか。その代わりに成分がぎゅっと凝縮されていてほんの1滴に敵でも効果を感じることができるスグレモノなのです。
滝上町 ハッカ

博士
ほんの少しの量でも秘めた美容パワーがあるハッカ油!たくさんの種類がありますが、まずはその代表的なものを見ていきましょう

ハッカの種類とそれぞれの違い

ジャパニーズペパーミント

その名前に日本とあるように原産地が日本のミントです。海外ではジャパニーズペパーミントと言われています。昔ながらの飴等の食品や、タバコや生活用品の香料としてよく使用されています。

赤丸ハッカ

原産地は北海道。戦前には全国で最も栽培された代表的な和ハッカ。かつては世界一のハッカとして世界中で愛されていました。香り、清涼感も自然のままで柔らかく丸みのある香りが特長です。

北海JM23号

和種はっかの品質改善で出来た品種。この名もないハッカの最大の特徴は薄荷属のなかでも群を抜くメントール含有量の多さとスーッとする清涼感の中にほんのり甘い、すばらしい香りが特徴。ほとんどが北海道の滝上町で生産される希少なもの。

博士
ハッカ油はコスメショップやネットで買うのが一般的ですね。ジャパニーズペパーミントや赤丸ハッカのような代表的なものから北海JM23号のようなこれまでのハッカとは一味違う特別なものまで、ここでは紹介しきれない位たくさんの品種があります。
さて、ここからはハッカ油が美容や暮らしにどう役立つのかを解説していきますね!。

ハッカ油の成分と美容効果

ハッカ油の成分と美容効果
ハッカ油はメントールという清涼感を感じる成分が入っており、スーッとした清涼感を感じることができます。
ハッカ油の効果を一言で説明すると以下の4つです。

  • 毛穴引き締め効果
  • 清涼感、かゆみ止め効果
  • 消臭、殺菌効果
  • 虫除け効果

毛穴引き締め効果

ハッカ油は普段使っている化粧水、シャンプー、洗顔などのコスメに数滴混ぜると、冷たくて爽やかなコスメに早変わりします。しかもただ冷たいだけではなく毛穴を引き締めてくれると言う嬉しい効果も期待できます。毛穴を引き締めると言う事は余計な汗も抑えてくれます。肌のキメを細かく整えてくれるだけではなく汗っかきの方にも大変嬉しい効果です。

清涼感、かゆみ止め効果

ハッカ油の清涼な香りは有効成分であるエルメントールと言うものがあり、このメントールは脳に「冷たい」と言う情報伝達するそうです。
夏の暑い日や紫外線でダメージを受けた肌には数倍に希釈したハッカ油をつけてあげると自然にクーリングすることができます。また、体にかゆみを感じた時は希釈ハッカ油をスプレーするだけでかゆいという情報よりも冷たいと言う情報が脳に伝達されるため一時的にかゆさを感じにくくなるそうです。

消臭、殺菌作用

ハッカ油に含まれる成分には強力な消臭、殺菌作用があります。気温が高くなって蒸れた枕や靴下にスプレーしてあげるだけで嫌なニオイが気にならなくなり清涼感が漂うのはこの効果のおかげ。また水で薄めて口をゆすぐだけで口臭予防にもなりますよ。

虫よけ効果

蚊やハエなどの虫にとってこの香りはとても嫌なものだそうです。市販されている虫除けスプレーは気分が悪くなったりするなど体に合わない人もいますね。八開も自然のものなので合う合わないはありますが自然本来の力で店を生ができるのが特徴です。

今すぐできる!おうちで簡単、ハッカ油美容のレシピ


ハッカ油を薄めて使ったり、洗顔やシャンプーに混ぜる。
ハッカ油はそのままつけるだけではなく、洗顔料と混ぜたり、水とアルコールで薄めてスプレーしたりするだけでをスーッとした爽快感を得られます。ハッカ油は原液で使うと涼しいを通り越して寒いので何かで薄めて使うのがお勧めです。

ハッカ油洗顔

ハッカ油洗顔
ハッカ油洗顔のやり方はとても簡単です。ハッカ油と泡立てネットを合わせて一緒に泡立ててあげるだけで暑さによる発汗で開いた毛穴を引き締めてくれますよ。

レシピ
準備するもの
  • 固形石鹸(または洗顔フォーム)
  • 泡立てネット
  • ハッカ油(1〜2滴)

1 ハッカ油を1〜2滴を泡立てネットにつける
2 固形石鹸を軽く濡らしてハッカ油がついた泡立てネットでそのまま一気に泡立てる
3 ふわっと空気を入れるようにモコモコの泡を立てる。
4 泡で顔全体を包みこみ、毛穴の開きが気になる所にはたっぷりと。
5 ぬるま湯で優しく洗い流す。

博士
ハッカ油によって清涼感の違いがあるので、お好みで量を調節してください。洗顔料には石鹸と洗顔フォームがありそれぞれに特徴がありますがオイリー肌の人は石鹸の方がオススメです。

ハッカ油スプレー

北見ハッカ
ハッカ油スプレーの作り方もすごく簡単です。容器にハッカ油と精製水を加えて混ぜて顔やボディに吹きかけるだけで清涼感!

レシピ
準備するもの
  • ハッカ油(30〜40滴)
  • 精製水 100mL
  • 無水エタノール 10mL
  • ガラス容器
  • スプレーボトル

1 ガラス容器に精製水と無水エタノールを入れます。
2 軽く混ぜながらハッカ油を30〜40滴加えていきます。
3 スプレーボトルに中身を移し変えたら完成。
このハッカ油スプレーは万能で様々なものに使えます。
代表的な使用用途は以下の通りです。
アレルギーや花粉症の時にマスクにスプレーするだけで鼻づまりが解消し鼻がスーッと通る。
体や洋服にスプレーすれば虫除けとしても使えます。
腰の痛みはちょっとした打ち身に湿布薬の代わりに。

博士
スプレータイプは本当に万能!作るのもとても簡単なので、1本は常備しておきたいですね。

ハッカ油シャンプー


ハッカ油は髪に使うのもオススメ。お気に入りのシャンプーにハッカを少量混ぜるだけで簡単に作れます。顔と同じく頭皮の毛穴の引き締め効果もありますので

レシピ
準備するもの
  • ハッカ油(15〜20滴)
  • シャンプー 500mL
  • 耐熱ボウル

1 シャンプーを耐熱ボウルに入れて電子レンジで20秒〜30秒ほど温め人肌より少し暖かい位の温度に温めます。
2 ハッカ油を加えヘラなどで円を描くように均一に混ぜ合わせます。
3 よく混ぜたらそのまま5分から10分放置してハッカ油シャンプーが完成。
4 シャンプーをするときは頭皮を軽くマッサージしてあげるのがオススメ。その後しっかりすすぎます。
ビーバー、夏の暑くて蒸した日はハッカ油のスーッとする爽快感と消臭効果で頭皮の嫌なニオイも抑えてくれるのが嬉しいですね。

ハッカ油美容はどんな人にオススメ?

  • 毛穴の開きが気になる、肌のキメを整えたい人に
  • 汗っかきが気になる人に
  • 夏の頭皮や体の嫌なニオイを抑えたい人へ
博士
夏の暑い日に涼しく過ごせるだけではなく消臭、抗菌効果もあるハッカ油!なんて素晴らしいんでしょう。しかし、良いことばかりではなくハッカ油美容の注意点もあります。長所、短所を知った上で毎日のケアに役立ててくださいね。

ハッカ油美容の注意点

つけすぎに注意

ハッカ油は基本的に薄めて使うものです。原液をそのままつけたり、いちどに多量を使うなどの使いすぎには注意してください。体に害があると言うよりは涼しいを通り越して寒いです。博士が以前興味本位でハッカ油をそのままつけた時は寒いを通り越して痛かったです。

猫を飼っている方は注意

猫はハッカ油の香りがとても苦手だそうです。大切な猫ちゃんのことも考え猫を買われている家庭では残念ながら白の使用は諦めた方が良いと思います。猫の他にはフェレットなどのイタチ系の動物や小鳥もハッカ油の香りが苦手なようです。

<�まとめ>

博士
ハッカ油の特徴と効果はおわかりいただけましたでしょうか。洗顔やシャンプーに取り入れることで毛穴のひきしめ効果が期待できそうですね。最近は希少な「北海JM23品種」を贅沢に使ったコスメも見かけるようになりました。八開の爽快感を手軽に感じてみたい方はそちらを試しに使ってみても良いかもしれませんね。

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