本日行われる、一世一度の儀式とは?

ニュース

日本にとって重要な儀式

平成から令和へと元号がかわり、皇室にまつわる行事も色々と報道されています。今上天皇の即位にあたって、歴史あるさまざまな儀式が行われているわけですが、その中でも、最も重要であり一代の天皇が一度しか行わないという儀式があります。

その儀式とは「大嘗祭(だいじょうさい)」。

毎年11月には「新嘗祭(にいなめさい)」が行われており、こちらは、天皇が新たに収穫された穀物を神々に供えると共に、自らもそれを食べて、五穀豊穣と、国家の安寧を祈願するというもので、稲を大切にしてきた日本にとって、重要な儀式とされています。

新嘗祭の歴史は古く、天照大神もこのような祭りを行ったという記述が残っているほどなのですが、即位後、最初に行われる新嘗祭を、大嘗祭という特別なものにしたのは、7世紀頃、天武天皇の時代だといわれています。

数ヶ月前から準備されていた

そんな大嘗祭ですが、本格的な儀式が行われるのは、本日の夕方から明朝にかけて。しかしながら、大嘗祭の準備はその前から着々と進められてきました。即位後に行われた亀卜では、大嘗祭で使うための米を収穫する地方が選定され、9月には選定された地方の田んぼで米を収穫する儀式が行われていたのです。

さらに、本日から行われる大嘗祭の中心となる儀式である、「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」を行う場所として、特別に大嘗宮という建物が建造されています。

大嘗祭のエネルギーを感じる

具体的に、大嘗祭でどのようなことが行われるかというと、電気の明かりが使われない、古来からの炎の明かりだけに照らされた大嘗宮の中で、天皇が、全国各地から集まったお供えを天照大神へとささげ、その後、国家安寧と五穀豊穣を感謝祈願し、最後には捧げたものと同じものを食べる、というのが大きな流れとなっています。

文字で説明すると簡単ですが、儀式が終わるまでに3時間程度かかるとされ、儀式が終わるのは21時頃だとされています。その後、休憩をとってから、また別の祭場で同じように儀式を行うということで、最終的に全ての儀式が終わるのは明け方ごろになるわけです。

この儀式が終了したあとには、祝宴である「大饗の儀」が行われ、すべての儀式が終了することになります。儀式の全貌はわかりませんし、一般人は大饗の儀にも参加することはできませんが、11月21日から12月8日まで、儀式で使われた大嘗宮の一般参観が行われる予定となっています。

滅多に行われない日本の根幹ともいえる儀式が行われた場所へと足を運び、その儀式のエネルギーを感じてみるのはいかがでしょう?

COCORiLA編集部

113,029 views

サイトの名称であるCOCORiLAとは「ココロ+リラックス」を意味しています。そんな名称通り、心や身体を癒やしリラックスさせ、スピリチュアルな分野はもちろん...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。