ハリー・ポッターの呪文は本物?

スピリチュアル

世界的ベストセラーが図書館から撤去された理由

先日、史上最も売れた書籍シリーズといわれている「ハリー・ポッターシリーズ」の小説が、アメリカのある学校の図書館から撤去されたということで話題となりました。

世界で5億冊以上販売され、多くのファンがいるハリー・ポッターシリーズが、なぜ撤去されることになったのでしょうか? その理由は私たち日本人にとっては、信じられないものだったのです。

それは、「ハリー・ポッターシリーズの小説に書かれている呪術と呪文が本物であり、これを読むことで悪霊が召喚される危険があるから」というもの。あまりにも荒唐無稽で、これを提唱したのが、学校に通う小中学生ならば、まだわからなくもないのですが、これを提唱したのは、その地域の主任司祭。

この司祭は、アメリカとローマの複数のエクソシストに相談して決めたということですが、その根拠はよくわかりません。

ハリー・ポッターシリーズの呪文は、ラテン語をベースにしたものが多いことが、すでに多くのファンの研究によって明らかになっています。ラテン語だけでなく、それにフランス語やポルトガル語、イタリア語、英語などを組み合わせて構成されているのです。つまり、様々な言語を組み合わせた造語。ただし、それぞれの言語の意味を元にしているので、まったくデタラメというわけではありません。

とはいっても、基本的には様々な言語で、当たり前のことを言っているだけなので、悪魔を呼び出すような要素は全くないことがわかります。

ハリー・ポッターの呪文は聖なるもの?

事の発端となった司祭はカトリックであり、図書館から本を撤去したのもカトリックの学校なのですが、ハリー・ポッターシリーズの呪文の大半を占めているラテン語は、1960年代までカトリックでは公用語として使われていました。

つまり、悪魔どころか、神への祈りに使われていた言葉が多く使われているにもかかわらず、悪霊が召喚されると主張しているわけです。このように理論的な面から考えても、またスピリチュアルな面から考えても、ハリー・ポッターシリーズを撤去する理由はさっぱりないことがわかるかと思います。

そもそも、小説に登場する架空の呪文が、本当に意味を持つと考えるということ自体が、ちょっとありえないのですが、事実撤去は決定されており、アメリカのファンの間ではこのような決定に抗議する声があがっているようです。

信仰の自由はあるといっても、フィクションのものを、ほとんど言いがかりのような理由をつけて本物と決めつけた上で、撤去させるというのは、21世紀の現代においてあってはならないことだと思いませんか?

 

COCORiLA編集部

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