アメリカで最も有名な墓地が見せる宗教的寛容

癒やし

東京ドーム50個分の広大なお墓

アメリカで最も知名度が高い墓地といえば「アーリントン国立墓地」があげられると思います。こちらは、アメリカの首都であるワシントンDCに存在する墓地であり、アメリカが関わった戦争で亡くなった兵士が眠る場所。

独立戦争から、近年の戦争にいたるまで、30万人以上が埋葬されているということもあり、その広さは約250ヘクタール。東京ドームが50個以上入るほどとなっています。あまりにも広大なために、最近では墓地の場所を探すための、スマートフォンアプリまで存在しているのです。

ちなみに、ケネディ大統領のお墓もこちらの中に存在しており、このような観光名所ともいえるポイントをまわる循環バスもあるアーリントン国立墓地ですが、一部は観光名所になっているとはいえ、基本的には死者の眠る聖なる場所です。

日本の新興宗教まで網羅するシンボル

アメリカの墓地というと、キリスト教の管轄というイメージが強いかもしれませんが、国立墓地ということもあり、政教分離の観点からキリスト教に限らず、どんな宗教、宗派であっても埋葬することが可能となっています。

この信仰の自由を保障した墓地というのは、日本にも存在していますが、アーリントン墓地は、かなりしっかりとしており、墓石に個人の信仰をあらわすシンボルマークを刻むことができるのですが、そのシンボル公認されたものだけで、なんと40個以上もあるのです。

そんなに宗教があるの!? と思うかも知れませんが、キリスト教やユダヤ教、イスラム教、仏教などといった世界的な宗教はもちろん、各宗教の派生や、さらには金光教や、出雲大社教などといった教派神道、天理教や生長の家、創価学会などといった日本由来の新興宗教、さらにはウィッカやケルト十字、トールハンマーや、鳥居、ドリームキャッチャーなど宗教というよりも、思想をあらわすようなものまで存在しています。もちろん、無神論をあらわすシンボルもあります。

もし、なにかの機会でアーリントン国立墓地を訪れることがあったのならば、有名な観光ポイントはもちろんですが、宗教的寛容にあふれた土地のエネルギーも感じ取ってみてはいかがでしょう?

COCORiLA編集部

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