甲子園球場はパワースポット

スピリチュアル

甲子園のちょっと変わった風習

今年も全国高校野球選手権大会が閉幕しました。国内で行われるアマチュアのスポーツイベントとしては、もっとも注目を集めるもののひとつ、といっても過言ではありませんが、そんなイベントに、ちょっと変わった風習があるのをご存じでしょうか?

その風習とは、負けたチームが「土を持って帰る」というもの。高校野球選手権大会は、兵庫県西宮市にある「阪神甲子園球場」で行われます。こちらは、日本で最初につくられた多目的野球場ということもあり、まさに野球の聖地ともいえる場所。

実際、高校野球選手権大会は「夏の甲子園」などとも呼ばれ、高校球児たちの目的は「甲子園に行くこと」と表現されますので、野球大会とイコールになっているような場所なのですが、いつの頃か、この野球の聖地の土を、負けたチームが持って帰るという風習が生まれました。

令和初であり、なおかつ第101回目となった記念すべき今回の大会ですが、この回数からもわかるように、かなり歴史あるイベントということもあり、いったいいつ頃から、このような風習がはじまったのかは諸説あります。もっとも古いものとしては、1937年に、後にプロ野球の監督となった有名選手が、甲子園の土を小さな袋に入れて持ち帰った、というものがあります。

しかし、こちらは本人によって否定されている上に、1937年より前から土を持ち帰るという風習があったとされています。他には優勝した投手が記念にもってかえったというもの、沖縄がアメリカ領だった時代に、沖縄の高校の生徒が土を持って帰ろうとして、持って帰れなかったものが話題となったというもの、意識的に持って帰ったのではなく、一所懸命プレーしていると、自然と土がズボンのポケットにはいるので、それをあえて持って帰るようになったなどがありますが、年代的にみると、結局、起源というものははっきりしていないのです。

土を持って帰ることの意味

とはいうものの、大切な場所の砂を持ち帰るというのは、日本のスピリチュアルな文化として考えると、比較的納得できるものといえます。パワースポットなどのエネルギーが強い土地の砂を持ち帰ることで、自らの運気をあげるという手法がありますし、「土砂加持」といって、特別なエネルギーを込めた砂をまくことで、その土地を浄化することができるという手法もあるほどです。

スポーツ施設は、こういったスピリチュアルな文化と相容れないように思うかも知れませんが、甲子園球場は、十干十二支のはじまりとなる縁起の良い「甲子」の年に完成したことから、この名前になったという経緯もありますので、あながち無関係とはいいきれません。つまり、多くの野球選手のエネルギーがこもった土を持って帰えるという風習が生まれたのは必然だったという見方もできます。

途中で、戦争などによって中断を挟んだりしたものの、100年以上にわたって、最も生体エネルギーが充実している高校生たちによる、勝負への思いを受け止めてきた甲子園球場は、野球というスポーツに関しては、すでに立派なパワースポットになっているといえるでしょう。

COCORiLA編集部

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