父なる星「木星」は、本当に地球を守っていた

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多くの地域で強力な神と関連づけられていた木星

「木星(Jupiter)」の語源はローマ神話に登場する神「ユピテル」から来ています。ユピテルはローマ神話において最も位の高い、いわゆる主神であり、ギリシャ神話のゼウスとユピテルは同一の神だという説が有力となっています。

さらにユピテルの語源をさかのぼると、「天空の父なる神」という意味合いがあり、天空と雷を司る存在全般を指すのではないかともいわれています。雷を司るということから、木曜日(Thursday)の語源に、北欧神話の雷神である「トール」が選ばれたのでしょう。

ゼウスやトールといった、雷を司る強力な男性神が守護するとされてきた木星ですが、中国でも、重要な惑星として注目されていて、道教では「天形星(てんぎょうせい)」もしくは「天刑星(てんけいせい)」と呼ばれ、疫病を広める神や鬼などを食べてしまう、強力な神として信仰されていたのだそうです。

目で見る木星のパワフルさ

パワフルな逸話をもち、まさに「父なる星」といったイメージの木星ですが、それはイメージだけではありません。木星が発生させるオーロラは、太陽系内で最も強力なものなのです。ちなみに、どれぐらい強力かというと、地球で観測されるオーロラの100倍!

どんなものなのか、実際にご覧になってみて下さい。

 


こちらは、NASAの木星探査機が観測したものですが、ものすごい巨大で強く輝くオーロラ発生していることがわかると思います。

そもそも、木星は太陽系で最も大きな惑星であり、そのサイズは地球の11倍、ガスを主成分としているにもかかわらず、質量は300倍以上、さらに体積は1300倍と、簡単にはその大きさがイメージできないくらい、大きいことがわかります。

地球を守る木星

しかしながら、その大きさによって、実は木星は地球を守ってくれているのです。まずは下記の動画をご覧下さい。

 


ちょっとわかりにくいかもしれませんが、外周にある木星が、多くの小さな赤い点や緑の点を引き寄せているのです。この点は宇宙に大量に存在する小さな天体や隕石をあらわしています。

つまり、木星があるからこそ、地球への隕石の衝突は最小限に抑えられているというわけです。ちなみに、木星は1ヶ月に5回以上隕石が衝突しています。地球の隕石衝突確率は木星の8000分の1ということですので、どれだけ木星が大きな役割を持っているかがわかると思います。

それでも、先日紹介したように、地球の側を小惑星が通り過ぎることもあることを考えると、もし木星が太陽系に存在していなかったならば、地球に生命は誕生しなかった可能性すらあるのです。

まさに、父なる星である木星。興味を持たれた方は、そのエネルギーを受け取ってみて下さいね。

COCORiLA編集部

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