大天使ミカエルと海の女神が邂逅する

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大天使ミカエルの奇跡によって作られた場所

フランスにある「モン・サン=ミシェル」は、世界遺産にも登録されており、観光地としても世界的に有名な場所。現代ではカトリックの巡礼地となっていますが、元々はケルトの人々の聖地だったともいわれています。

それがキリスト教と関連づけられたのは、708年にキリスト教の司祭が夢の中で大天使ミカエルから、聖堂を建てるようにというお告げをうけたことがきっかけでした。1回目は信じなかったものの、3度目にミカエルが夢に現れたときに、司祭の額に指をかざして稲妻を走らせ、大きな衝撃を与えたのです。

司祭が、目を覚まして頭をさすってみると、実際に穴が空いており、この夢が紛れもなく奇跡であると確信した司祭が立てた聖堂が「モン・サン=ミシェル」、すなわち「聖ミカエルの山」というわけです。ちなみに、この司祭の頭蓋骨は現代でも保管されており、実際に額に穴が空いているそうです。

これだけ派手な奇跡を演出してまで聖堂を建てさせただけのことはあり、それからもたびたび大天使ミカエルは、モン・サン=ミシェルに降臨したといわれています。それにともない、多くの巡礼者が訪れるようになり、現在では前述の通り世界有数の観光地となりました。

そんなモン・サン=ミシェルの象徴ともいえる修道院には、160メートルという尖塔の上に大天使ミカエルの像が設置されています。

こちらのミカエル像は金メッキが施された非常に豪華なものでしたが、長年海風に耐えてきたこともあり、すっかり色あせてしまっていたのですが、2016年に2ヶ月に及ぶ修繕の結果、美しい金色の姿を取り戻して、尖塔の頂上に戻されました。

そんな美しいミカエル像を擁するモン・サン=ミシェルと、同じく世界遺産に登録されている日本の聖地が、現在、コラボレーションをしていることをご存じでしょうか?

2つの世界遺産がコラボ

その聖地とは、広島にある宮島。海の中に在る大鳥居と、それを擁する厳島神社が有名な場所。ちなみに御祭神は宗像三女神と呼ばれる、海の女神であり、かつては弁才天とも習合されていたことで知られています。

なぜ、この2つの聖地がコラボレーションすることになったのかというと、モン・サン=ミシェルと宮島のある広島県廿日市市の間で、観光姉妹提携が結ばれているからなのです。この提携が結ばれたのは2009年ということで、記念すべき10周年の今年に非常に素晴らしい光景が登場しました。

その光景とはどんなものなのか? ご覧になってみて下さい。

 


ご覧の通り、モン・サン=ミシェルと大鳥居が並び立っているのです。大潮のタイミングでは、本家の大鳥居と同じように海に浮かぶということもあり、黄金の大天使ミカエルが大鳥居を見下ろすという光景が成立しているわけです。

こちらのイベントは8月26日までの期間限定ということですので、ちょっと難しいかもしれませんが、興味を持たれた方がおられましたら、フランスまで足を運んでみてはいかがでしょう?

COCORiLA編集部

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