『古事記』にも登場する海水浴では要注意の存在

その他

古事記にも登場するクラゲ

『古事記』の冒頭に、天地開闢の話のあとで「久羅下那洲多陀用弊流」という記述があります。これは今の言葉に直すと「クラゲなす漂える」となり、意味的には「クラゲが海を漂うかのような混沌とした状態」となります。

このことからおわかりかと思いますが、その生き物とはクラゲ。日本語では「海月」「水母」などと表記されます。一説によると元々は、目がないために「暗気」とも呼ばれていたといわれていますが、なぜ、このような名称になったのかは明らかになっていません。

ちなみに海外では、その質感と見た目から「Jelly fish」と表記され、こちらが一般的に知られていますが、別名として「Medusa」とも呼ばれているようです。こちらは、ギリシャ神話に出てくる怪物のメデューサからきたもの。この怪物は、髪の毛がすべて蛇であり、その目でにらまれた人はみな石になってしまうとされているのです。

なぜ、クラゲが、伝説の怪物であるメデューサと呼ばれるようになったのかは、諸説あるのですが、クラゲの幼生段階は、触手がまるで蛇のように揺らめいているからつけられたというものや、メデューサは首を切られたあとも、人を石にする力を維持していたことから、砂浜に打ち上げられたクラゲが、瀕死状態でも毒をもっていることを象徴しているというものもあります。

中には超危険なものも!

クラゲはその神秘的な見た目から、最近ではペットとして飼う人も増えてきていますが、中には命に関わるような強烈な毒をもっている存在もあり、産みでは注意が必要です。

特に毒が強いものとしては、沖縄などに生息する「ハブクラゲ」が有名です。有名な毒蛇と同じ名前をもつだけあって、刺された瞬間に強い激痛を感じ、場合によってはショック症状を起こして死に至る危険性もあります。

また、以前、湘南海岸で大量発生したことで知られている「カツオノエボシ」も危険性の高いクラゲです。こちらは、体が青色で、透明で見えにくいクラゲの中では、視認性は高い方なのですが、刺されると強烈な痛みが生じるだけでなく、その痛みは長時間持続し、さらに、痛みがなくなったあとには傷口が化膿し跡が残ってしまうのです。また、二度目に刺された場合は、アナフィラキシーショックによって、ショック死する可能性もあるという恐ろしい存在です。

こちらは、良く海岸に打ち上げられるクラゲなのですが、その外見はまるで青いビニール風船のようで、一見すると綺麗であり、子供などが気軽に触ってしまいがちです。しかしながら、前述したように、水から上がっても、その毒はしっかりと機能していますので、見つけてもくれぐれも触らないようにしましょう。

古代から存在しており、神話とも関連づけられる神秘的なクラゲ。魅力的な存在ではありますが、危険性が高いものも多くありますので、これから海へでかける方は注意をしてくださいね。

COCORiLA編集部

102,067 views

サイトの名称であるCOCORiLAとは「ココロ+リラックス」を意味しています。そんな名称通り、心や身体を癒やしリラックスさせ、スピリチュアルな分野はもちろん...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。