ビールのおつまみにピッタリの食品でダイエット

脂肪を燃焼&代謝する成分が両方含まれている
夏場のビールのお供として、まさに定番中の定番ともいえる枝豆すが、海外ではダイエット食品として知名度があがっています。
ちなみに、枝豆というと、そういう品種があるイメージを持つ方が多いかもしれませんが、実際は成熟する前の大豆のことです。もやしなどの未成熟な野菜に栄養が豊富なことからもわかるように、枝豆も「大豆と野菜の栄養を兼ね備えている」といわれているのです。
そんな枝豆に含まれている、「コリン」という成分は脂肪の代謝を高め、さらに「レシチン」という成分は脂肪の排出をスムーズにしてくれるといわれています。さらに、「ビタミンB1」は糖質の燃焼を、「ビタミンB2」は脂質の燃焼をサポートしてくれるということですので、枝豆がいかにダイエットに効果的だということが、わかるかと思いますが、他にも有用な栄養素がいくつも含まれています。
枝豆には、大豆と同じように「タンパク質」が豊富に含まれています。タンパク質が不足すると筋肉が減ってしまいます。ダイエットの時には脂肪を落として、筋肉は維持するというのが鉄則ですので、脂肪を燃やすだけでなく、筋肉を作るタンパク質がしっかりと取れる枝豆は、本当にダイエットに向いている食材というわけです。
食べ過ぎは要注意!
このように紹介してくると、枝豆を食べているだけで、ダイエットが出来るようなイメージがあるかもしれませんが、実際には食べ方を注意しないと逆に太ったり、ホルモンバランスを崩す可能性があります。
枝豆はカロリーが低い食物ではあるのですが、非常に食べやすいために、気がつくと食べ過ぎてしまって、カロリーを過剰摂取する可能性があるのです。また、プリン体が沢山含まれているので、尿酸値の高い人は要注意。さらに、大豆イソフラボンが含まれており、こちらも適量ならば美容やダイエットに効果的ですが、多くとりすぎるとホルモンバランスを崩してしまうのです。
つまり、枝豆でダイエットする場合には、すべての食事を枝豆にするのではなく、カロリーの高い食品などに置き換えることがベストの方法といえます。たとえば、毎日のおやつをお菓子から枝豆に変える、または、食事の中で脂質の高いお肉を枝豆に変えるといった具合です。
手軽に食べることができて、ダイエットの助けにもなる枝豆。食べ方に注意しつつ、今日から食卓に登場させてみてくださいね。
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