履くだけで地面を浄化できるアイテム

スピリチュアル

7月22日が下駄の日な理由

7月22日は「下駄の日」。なぜ、下駄の日なのかというと、下駄のサイズは、現在一般的な靴とは異なり、男性は7寸7分(約23cm)、女性は7寸2分(約21cm)と決まっていたことから7月。さらに、下駄の歯が漢字の「二」に似ていることから、それが2つある22日を選び、7月22日に決めたのだそうです。

今のように、道路が舗装されていなかった時代は、雨が降っただけでも、あちこちがぬかるんでしまい、当時の一般的な履き物であった草履では、足がすぐに泥に埋まってしまい、汚れるのはもちろん、歩くことすら困難になっていました。そんなとき、高さのある下駄は足が汚れない上に歩きやすいということで重宝されていたようです。

下駄というと、現代人にとっては、バランスの悪い履物というイメージがあるかもしれませんが、実は下駄の機能性は、足場の悪い場所で一番発揮されていたのです。天狗が下駄を履いているというのも、もともと修験者が下駄を履いていたのが元になっています。

天狗の下駄というと、通常のものとは違い一本しか歯がありません。これはちゃんと理由があって、足場の悪い岩場や草むらを歩くときには、二本の歯があるよりも、長い一本のほうが、狭い足場でもしっかりとホールドでき、難所を歩きやすかったからだといわれているのです。

現代では、普段から下駄を履いているという人は少なくなり、浴衣を着るときぐらいしか出番がなくなってしまっていますが、機能性はもとより、下駄にはスピリチュアルな意味合いも含まれています。

下駄に秘められたスピリチュアルな力

下駄というと、飛ばして天気を占うというのが有名ですが、これは、下駄は表裏がはっきりしているので、占いやすかったという説、木でできているために、湿度によって木に水分が含まれることによって、下駄全体のバランスがかわるので、雨の前に湿気が多くなると裏返りやすかったことから生まれたという説もあります。どちらにせよ、比較的合理的な考えから生み出されたもののようです。

言い伝えとしては「下駄の鼻緒が切れたら不幸になる」というものもあります、鼻緒が切れてしまうと歩きにくいし、足も汚れるのでろくなことがない=ツイていないということなのでしょうが、反対に厄落としの意味があるという説もあります。

昔は、死者を埋葬するときに、墓場の土を踏んだ草履には霊がつくといわれていました。そこで埋葬後は、その草履を脱ぎ捨てる習慣があったのだそうです。このとき、草履の鼻緒を必ず切るようにしていました。なぜかというと、霊が草履をはいて追いかけてこれないようにするためなのです。このような風習があったために、同じ履き物である下駄の場合でも、鼻緒が切れることで、自分を狙っていた悪いものが落ちたという考え方も生まれたようです。

さらに、天照大神が天岩戸に隠れたときに、気を引くためにアメノウズメが踊りを踊った時に、下駄のようなものを履いていたのではないかともいわれています。

『古事記』にはアメノウズメが踊る時に「桶を踏みならして」いたと書かれているのですが、素足だと、激しく動いてもそんなに音はでないために、下駄のようなものを履いて、今でいうところのタップダンスのような行為を行ったというのです。

機会があったら詳しく紹介したいと思いますが、陰陽師がかつてよく使っていた「反閇(へいばい)」という技法があります。これは、特定の作法で地面を踏みしめて浄化するというものなのですが、下駄はこの技法の時にも、使われていたとも考えられているのです。

今年は梅雨が長く、気温も低い日が続いていますが、これから夏も本番となっていきますので、浴衣を着る機会もあると思います。そんな時には、せっかくですから、サンダルなどで妥協せずにスピリチュアルな下駄を履いて、古来のエネルギーを体感し、地面を浄化してみてください。

COCORiLA編集部

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