7月15日に雨が降ったら、ずっと雨ってホント

スピリチュアル

7月15日にまつわる言い伝え

7月15日に雨が降ったら1ヶ月以上雨が続くという、言い伝えがあります。といっても、日本ではなく、イギリスの話です。

日本ではほとんど知名度はありませんが、7月15日は「聖スウィジンの日」。イギリスをはじめとして、英語圏ではかなり有名な日であり、本日をモチーフに作った映画すら存在しています。

といっても、現在の壮大な聖堂ではなく、今は「オールド・ミンスター」と呼ばれている場所で司教をしていたそうです。

971年にオールド・ミンスターから大聖堂へと建物が移転する際に、聖スウィジンの遺体がオールド・ミンスター付近に埋葬されたこともあり、現在のウィンチェスター大聖堂は、聖ペトロや聖パウロといった超有名な聖人である十二使徒と並んで、聖スウィジンにも捧げられたものとなっているのです。

このような逸話があることから、聖スウィジンの名前は広くしられているのですが、その名前が一躍有名になったのは、死後100年以上たってからのことでした。前述したように、聖スウィジンは、古いウィンチェスター教会の軒下に埋葬されたのですが、これは本人の意思によるものでした。しかしながら、この場所は雨があたる場所だったため、大聖堂が完成してから、そちらに遺体を移そうとしたところ、40日間も降り続ける雨が発生したというのです。

結局、この長雨によって遺体の移動が中止されたことから、次のようなマザーグースが産まれました。

童謡が伝える聖スウィジンの力

聖スウィジンズ・デーが雨ならば
40日間雨がつづく
聖スウィジンズ・デーが晴れならば
40日間雨はふらない

ちなみにマザーグースというのは、日本人にとっては童謡作家のようなイメージがあるかもしれませんが、実際はイギリスを中心とした英語圏に伝わる童謡の総称です。童謡といっても、色々ありますが、新しいものを含めた童謡全般を「ナーサリーライム」。古くから伝わる伝承童謡を「マザーグース」として使い分けているようです。

そんな童謡に歌われるように、40日間雨が降り続けるのも、降らないのも、どちらも迷惑な気がしますが、このような死後の逸話によって、聖スウィジンは、天候を操る力をもった聖人だとされるようになったのです。

キリスト教の神は、ノアの大洪水をはじめとして、天候を操る逸話が多くもっていますので、聖人が天候を操るというのはありえないことではありませんが、100年以上たってから能力と逸話が付け加えられるというのは、珍しいケースかもしれません。

日本だと7月15日は梅雨が明けるか明けないかというタイミングなので、逸話の発祥の地であるイギリスよりも、聖スウィジンデーのジンクスは有効かもしれません。果たして、今年の15日はどんな天気になるのでしょう?

COCORiLA編集部

95,682 views

サイトの名称であるCOCORiLAとは「ココロ+リラックス」を意味しています。そんな名称通り、心や身体を癒やしリラックスさせ、スピリチュアルな分野はもちろん...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。