さわやかな音で災いを祓う

スピリチュアル

夏の風物詩に秘められた力

夏の風物詩といえば「風鈴」。その心地よい音によって、暑い夏に一瞬だけでも涼しさを感じさせてくれます。

そんな風鈴ですが、元々はとてもスピリチュアルな使われ方をしていたのです。

風鈴の起源はさだかではありませんが、「風鐸」と呼ばれるものが、元になったのではないかといわれています。これは、元々はお寺の四隅に下げられていたものであり、現在でもまれに見ることができます。

風鈴とは少し形が違っており、青銅で作られた小さな鐘といった感じのものですが、構造的には風鈴と同じで、内部に設置された舌が風によって揺れることで、音がでるようになっています。涼しさを感じさせてくれる風鈴の音と比べると、風鐸の音はどちらかというと鈍い音を発し、これによって邪気を祓うといわれていました。

つまり、お寺の四隅に風鐸を飾ることで、結界を張り、風にのって訪れる疫病や、ネガティブな存在を寄せ付けないようにしてあったのです。一説によると、風鐸の音が聞こえる範囲はすべて聖域であるともいわれていたようです。

結界を張ってくれる風鈴の音

このように本来はお寺で使われていた風鐸ですが、平安時代頃から貴族が自宅の縁側に風鐸をつるすことで、疫病神が入るのを防ぐようになり、いつしかそれが一般にも広まって、現在のような風鈴に姿を変えたといううのが、風鈴の起源として有力視されています。

風鈴の音は、風鐸に比べると鈴に近い高い音を出します。鈴というのは、魔除けとしてだけではなく、神様を喜ばせるアイテムとして知られていますので、風鈴も、魔除けはもちろん、自分自身の魂を振るわせるアイテムとして活用することもできるかもしれません。

暑さを忘れさせてくれるだけでなく、魔除けや浄化のパワーもある風鈴ですが、これからの季節、ひとつ窓辺に飾ってみませんか?

COCORiLA編集部

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