意外と知られていないタピオカの秘密

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タピオカは日本の真珠?

最近大人気のタピオカ、次々とタピオカドリンクの専門店ができ、場所によっては行列ができるなど、社会現象にもなっていますが、実は結構知られていない部分が多いのです。

実はタピオカドリンク自体は、さほど目新しいものではなく、今から15年以上前にタピオカドリンクや、タピオカをいれたクレープを販売するお店が日本にも登場しています。ちなみに、現在流行しているタピオカドリンクの元ともいえる、タピオカミルクティーは、台湾で1986年前後に誕生したようです。

そんなタピオカとは、そもそもなにかというと、キャッサバという南米原産の芋からとれたデンプンのこと。デンプンの製造法をブラジル先住民がタピオカに近い発音で呼んでいたために、デンプンそのものがタピオカと呼ばれるようになったようです。

デンプンなので、本来は粉の状態がタピオカであり、最近一般的にタピオカとされているものは、正確には「タピオカパール」となります。

キャッサバという芋は、乾燥にとても強いために、過酷な環境下で良く栽培されていることで知られています。そういったこともあり、東南アジアの広い地域で食用とされており、中には主食としている地域もあるほどですので、タピオカパールがどこで生まれたのかは実は定かではありません。

タピオカパールは、タピオカを水で溶いて加熱し、粒状にするという非常にシンプルな手法でつくるものですので、どこかで同時発生してもおかしくないわけですが、一応、インドネシアが発祥ではないかというのが、今のところ有力だとされています。

東南アジア発祥ということもあり、海外ではちょっと変わった名称になっていることもあります。それが「perles du japon」。こちらはフランス語で、直訳すると「日本の真珠」ということになります。

なぜ、パールタピオカが、ブラジルやインドネシア、台湾などではなく、ほとんど関係の無い日本の真珠となってしまったのか、これまた定かではないのですが、フランスでは普通に「perles du japon」という名称で販売されているのです。

タピオカの栄養素と思わぬ危険性

そんなタピオカですが、基本的には炭水化物ですので、粉の状態で摂取すると同量のご飯よりもカロリーが高いのですが、タピオカパールにすることで炭水化物が水に溶け出して、ご飯の半分以下になり、なおかつ、ドリンクの中にいれて摂取するぶんには、量もさほどないので、カロリー的には、それほど神経質にならなくても大丈夫かもしれません。

といっても、栄養があるかというと、さほどでもなく、カリウムがある程度含まれている程度で、あまり身体に良い成分が含まれた食品ではないといえるでしょう。あくまでも、主食というよりも、その歯ごたえと見た目を楽しむものという感じです。

身体に害になる成分は含まれていませんが、先日中国で14歳の少女がタピオカの飲み過ぎで病院に担ぎ込まれたというニュースがありました。こちらは、未消化のタピオカが体内に数百個あるという状況だったそうです。

デンプンが主成分のタピオカは、ある程度は難消化性であるものの、このようなケースがおきることは滅多になく、粘着剤や防腐剤といった添加物が多かったタピオカを大量摂取したせいではないかといわれています。また、キャッサバのデンプンではなく、一部化学的に合成された偽物も出回っているということであり、人気の高騰とともに、そういった質の悪いものが入ってこないかにも注意が必要といえるでしょう。

意外と知られていないタピオカの秘密、こんな話をしながらタピオカドリンクを飲むのも面白いかもしれませんよ?

COCORiLA編集部

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