666に秘められた意味

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日本で6月6日が意味するもの

本日は6月6日、日本ではちょっと面白い意味合いがあります。そのためには、いくつもの記念日が6月6日に制定されているのです。

「楽器の日」「邦楽の日」「生け花の日」。

まったく異なる要素をもつ、この3つが6月6日に制定されているとなぜだと思いますか?

実はかつて、6歳の6月6日に芸事をはじめると上達するという言い伝えがあったためなのです。

これは、数字を指で数えていった時に、6の時には小指が立つつまり「子が立つ」という縁起担ぎからきたという説が有力です。また、陰陽五行でいうと6は陰の数であり、水に関する象意を持つことから「水商売」と呼ばれる芸事と関連づけたとも考えられます。

どちらかというと、縁起が良いわけですが、西洋では666というと縁起の悪い数字というイメージが強くなっています。その理由としては、1976年に公開された『オーメン』という映画の影響によるものといっても過言ではないでしょう。

西洋で666が不吉とされる理由

この映画は大ヒットし、30年以上たった2006年にリメイク版が公開されたほどですが、どんな内容かというと、6月6日6時に生まれた、頭に「666」に見えるあざを持つダミアンという悪魔の子供によって、さまざまな不気味な出来事が巻き起こるというもの。

なぜ666という数字が悪魔と関係あるのでしょうか? これは『新約聖書』に収録されている『ヨハネの黙示録』が元になっています。ヨハネの黙示録というと終末を預言するものとして有名ですが、その13章18節に「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は666である」という文章があるのです。獣=悪魔というとらえ方から、666=悪魔というイメージが強いようです。

とはいっても、ヨハネの黙示録ではほのめかすだけで、666の解釈については触れられていないために、古来からさまざまな人が666について考察しています。もっとも有名なものは、ローマ皇帝ネロが666だというものでしょう。こちらの説の根拠は、ネロの名前を聖書で使われていたヘブライ文字に置き換えて、数値化したものをすべて足した数が666になるからというもの。

ヘブライ語は文字を数値化することができるという、ちょっと特殊な言語です。そのために、現在でもこちらをベースにした数秘術などが存在していますが、その特性をもとにさまざまな666の考察が生み出されています。アドルフ・ヒトラーからローマ教皇まで、これこそ本当の666だ! という説はたくさん唱えられているのです。

本当は616だった?

さらに、実は『ヨハネの黙示録』に書かれている666は、本当は616だったのではないか? という説すら提唱されています。これは3世紀頃に書かれたという、現存する最古の『ヨハネの黙示録』の紙片を最新の写真技術で解析した結果なのだそうです。

画像解析などがされる前から666ではなく、616ではないか? という説はあったようですが、解析の結果、科学的にいっても、こちらの説が現実味を帯びてきたわけです。ちなみに、616が獣の数字だった場合、同じローマ皇帝でも、ネロではなくカリグラを表すようになるようです。ローマ皇帝は当時のキリスト教徒を弾圧していましたので、どちらでも結果的にはかわらないように思います。

その一方で、天使が数字でメッセージを送るという説もあります。それによると666は人生にバランスと癒しをもたらすために、スピリットに集中する時期なのだそうです。また6という数字は「物質」を表すそうなので、そういう意味では666はとても強固な物質的なものを表しているといえるのかもしれません。

筆者の感想としては、オーメンのおかげで悪魔の数字として知れ渡った666ですが、本来は悪魔を指していたわけではないように感じます。天使が指す「6」が物質を示し、ヨハネの黙示録では人間を指すといっているように、現在にいたるまでの物質重視の文明にどっぷりとはまった状態こそが、「666」を表していると考えるのは無理矢理でしょうか?

古くからさまざまな人が、その意味を考えてきた666。読者のみなさんはどんな解釈をするのでしょう? 6月6日の今日、そんなことに想いをはせて見るのも面白いと思いますよ。

COCORiLA編集部

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