あなたの世界はたったひとつだけではない、今も違う世界にいるのかも?

スピリチュアル

パラレルワールドとデジャヴの関係

パラレルワールドという言葉があります。日本語では「並行宇宙」や「並行世界」と訳されたりもします。こちらは、完全な別世界というわけではなく、「あり得たかも知れないもう一つの現実」が続いている世界のこと。

もうひとつの現実、もうひとつの世界というのは非常に魅力的なアイディアであり、古来から様々なフィクション作品でモチーフとして採用されてきましたが、近年ではパラレルワールドというのは、決して架空の存在ではないのではないと考えられるようになっています。

「デジャヴ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 日本語では「既視感」といったりもします。体験したことがないはずなのに、なぜか以前、体験したことがあるような気がするという、誰もが一度は感じたことがあるであろう、そんな感覚をデジャヴというのです。

こちらは、非常によくある現象でありながらも、なぜ起きるのか、はっきりとしたことがわかっていません。精神分析の先駆者であるフロイトは、デジャヴとはすでに見たことのある夢であり、夢は無意識で起こったことのため、現実で思い出すと違和感がある、というような解釈をしています。

現代の神経病理学では、脳細胞に突発的な興奮状態が発生することで、未知のものと、すでに知っているものとを分類する機能が混乱してデジャヴが起こる、という説もあります。また、現在目にしているものを引き金として、実際に体験したことではないけれども、映像や本、想像などで知っていたものが、体験したもののように想起されているという説もあるようです。

スピリチュアルな観点からいうと、前世、もしくは未来世と関係している、という説があります。過去も現在も未来も、同じ場所に存在しているので、どこかの時間で体験したことを、なにかのひょうしに思いだしてしまった、というわけです。

最近では量子力学の観点から、デジャヴを解明しようという試みもあり、それにはパラレルワールドが関係しているとされています。量子力学の専門家であるミチオ・カク博士はデジャヴは、パラレルワールドにいる自分が思ったことや、記憶したことを、何らかの原因で受信してしまったために引き起こされるという説を提唱しているのです。

確かにパラレルワールドのように、ちょっとだけ異なった世界に、ほぼ同じ「自分」がいるのならば、デジャヴのようなことも起こりえるかもしれません。

量子力学によって現実はひとつではないということが明らかに

このように量子力学の世界では、パラレルワールドは現実のものとして扱われつつあるのですが、最新の実験でも、現実というのは、必ずしもひとつではないという結果が出ています。

量子力学では、観察者が量子に影響を与えるということが知られています。そのために、有名なシュレディンガーの猫のような思考実験が考案されています。こちらは、50%の確率で、毒ガスが排出する装置の中がある箱の中に閉じ込められた猫の生存は、誰かが観察することによって確定し、それまでは死んでいる状態と生きている状態が重なっているというものです。

これと似たような思考実験として、「ウィグナーの友人」というものがあります。これは、光子のスピンが縦方向か、それとも横方向かということを計測した友人が、ヴィグナーに電話をかけるというもの。友人にとっては、光子のスピンの向きは決まっていますが、ウィグナーが友人から聞くまでは、彼にとっての光子は横と縦の向きが重なって存在しているわけです。

これはあくまでも思考実験だったのですが、最近オーストリアのウィーン大学の研究チームが、ウィグナーの友人をモチーフとした実験を行いました。これは2組の人員を用意し、それぞれを測定者と伝えられる人というようにわけて行ったのですが、1つのチームでは縦スピン、もうひとつのチームでは横スピンという結果が実際に観測されました。

つまり、同じものを観察していても、それは異なった現実であるかもしれないということになります。そういう意味ではパラレルワールドというのは、想像以上に身近にあり、気がつかないうちに、私たちはパラレルワールドに迷い込んでいる時があるのかもしれません。

知らないうちにパラレルワールドに迷い込んでいるのかも?

実際、パラレルワールドに迷い込んだのではないかという逸話は、いくつも存在しています。例えば1954年にこんなことがありました。

空港を訪れた男が入国管理者ともめていました。その理由は男が実在しない国から来たと主張したためだったのです。パスポートや出国印などもあったのですが、それらは存在しない国によって製造されたものであり、なおかつ日本で宿泊予定のホテルも存在していませんでした。多くの謎に包まれていたために、男は一晩ホテルで勾留されたのですが、朝になると15階の部屋から姿は忽然と消えていたというのです。

まさに、ちょっと違った世界から迷い込んできたケースといえるでしょう。他にも普通に街中を歩いていたら、周りの人は日本語をしゃべっているにもかかわらず、看板にはまったく読めない不思議な文字が書かれた場所に迷い込んだというような話は、時折報告されており、さらに、そこから助け出してくれるおじさんがいるというような都市伝説まで生まれています。

パラレルワールドは、ちょっとだけ異なっている世界から、かなりずれた世界まで色々と存在しているとされていますので、もしかしたら、誰もが、ほんの少しだけ違う世界を行き来しているのかもしれません。

COCORiLA編集部

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