今が旬、地味でイメージは悪いけれどもパワフルな野菜とは?

健康

日本以外ではほとんど食べられていないミョウガ

「ミョウガ」といえば、あまり単品で食べることのない野菜であり、ちょっと地味なイメージがありますが、ちょうどこれから旬を迎えるミョウガに、さまざまな効能が秘められていることはあまりしられていません。

ミョウガは基本的にアジアで生息している植物であり、日本には中国から伝来したとされていますが、中国では漢方薬として使われることが多く、消化促進や神経痛、リウマチや、腎臓病、生理不順などに効能があるとされています。

日本ではもっぱら食材として使われていますが、このようにミョウガを食べるというのは、他の国ではほとんどなく、食材としてミョウガを栽培しているのは日本だけともいわれています。

本当にミョウガは物忘れをひきおこすの?

ミョウガといえば、多く食べると物忘れをする、といった言い伝えがありますが、実はこれにはまったく根拠がなく、成分的にはまったく反対なのです。その独特の香りと辛みの成分である「α―ビネン」はストレスを緩和し、気分を高揚させ、眠気を覚ます力があるのです。

つまり、実際には、ミョウガを食べると頭がすっきりとして、よりやる気がでるわけです。だからこそ、暑くてやる気がでなくなりがちな、夏に向けてぴったりの食べ物といえるでしょう。

なぜ、実際の成分とは無関係に、ミョウガが物忘れと関連づけられたのかというと、釈迦の弟子が由来だといわれています。釈迦には多くの弟子がいましたが、その中に「周利槃特」という人がいました。

彼は記憶力が悪く、自分の名前すら忘れてしまうので、名札を首につけていたのですが、名札をつけたことさえも忘れてしまうほどだったのだそうです。この名札とミョウガの発音が同じだったために、ミョウガが物忘れをさせるということになったという説が有力なのですが、他にも周利槃特の墓から生えてきた草に名前をつけたという説もあります。

夏バテや、女性に嬉しい成分が満載のミョウガ

釈迦の弟子によって、悪いイメージになってしまったミョウガですが、前述したα―ビネン以外にも、「ゲラニオール」という抗菌成分をもち、食物繊維やカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分も多く含まれています。これらのミネラル成分は汗をかきやすい夏には不足しがちですので、そのあたりも補ってくれるわけです。

薬味としてのイメージが強いミョウガですが、薄くスライスして水にさらしたミョウガを鰹節や白ごまと一緒に混ぜてご飯にのせた「みょうがご飯」や、千切りにしたミョウガに、同じく鰹節や白ごまを混ぜて醤油を垂らしたものを、クリームチーズを塗ったパンに挟んだ「ミョウガサンド」などといったレシピも存在しており、メインにも充分になる食材といえます。

さらに、ミョウガは女性には特にオススメの食材でもあります。ホルモンバランスを整えて、生理不順や生理痛、冷え性などにも効果的といわれていますので、女性は、これから旬となるミョウガを積極的に取り入れていきましょう!

ちなみにミョウガは手間をかけずに育てることが可能であり、座布団1枚程度のスペースが確保できれば、そこで栽培できることから、家庭菜園にもぴったりといわれています。また、基本的にほったらかしでも、ある程度の収穫が見込まれることから、初心者にも育てやすい野菜ですので、今年、ミョウガのパワーを実感できた方は、自分で栽培してみるというのもいいかもしれませんよ?

 

COCORiLA編集部

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