4月30日に日本が滅ぶ? その根拠とは?

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未来記の予言とは?

最近になって、4月30日に日本が滅ぶという噂がSNSなどを流布されていることをご存じでしょうか? その根拠となっているのは『未来記』と呼ばれている書物。こちらは、聖徳太子が未来を予言したというもの。

それによると、クハンダと呼ばれる悪鬼が襲来し、東の都、すなわち東京がバラバラに分断されてしまうというのです。このことから、首都圏直下型地震や、首都機能が分割されるような侵略などが起きると考えられているわけです。

と、このように紹介するとちょっと怖くなってしまいますが、実は未来記による予言が取り沙汰されたのは今回が初めてではありません、直近でいうと、2013年、2015年、2017年にも同じようなことがいわれています。

今までに、首都圏が分断されていないので、外れているわけですが、それが息を吹き返したのは、天皇陛下の譲位と、新天皇の即位までの微妙な空白によって、霊的な守護がなくなり、そのすきにクハンダが襲来するという発想が出てきたためです。

架空×架空

かなり強引な発想であり、あまり考慮する必要のないものですが、そもそも、根拠となっている『未来記』自体が信頼性のおける書物ではありません。歴史上の著名人が記したとされている、いわゆる仮託された書物は多くあり、そういったものは偽書とよばれているのですが、その代表的な一冊が『未来記』なのです。

歴史的にはかなり古くから存在している『未来記』ですが、そもそも、近年の研究では著者とされる聖徳太子自体が、単一の人物ではなく、厩戸王をベースにして、さまざまな人物の業績の集合体であるという説が有力となっています。

日本人にとって聖徳太子は非常にポピュラーな存在であり、かつては1万円札と、5000円札双方に描かれたほどですので、そんな人物が予言したというと、なんとなく信憑性を感じてしまいますが、実際には、架空の人物が予言した根拠のない偽書がベースですので、根拠は全くないことがわかります。

つい先日、ノストラダムスの大予言を日本中に広めた『ノストラダムスの大予言』の著者である五島勉氏が、テレビの取材で「子供たちに謝りたい」と話したことが話題となりましたが、歴史の移り変わりには、常に滅亡説がでてくるのかもしれません。

こういった予言が、あたることはまずありませんので、無駄に不安にならずに、新しい時代をリラックスして受け入れる方が、色々な面でメリットが高いといえるでしょう、平成も残りわずか、恐れずに穏やかな気分で令和のエネルギーを受け取ってみてくださいね。

COCORiLA編集部

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