結界って、どんなものか知っていますか?

スピリチュアル

様々な宗教に存在する「聖なる領域」

前回予告したとおり、今回は「結界」について紹介したいと思います。結界とは小説や、漫画、映画などといった、フィクションの世界で、頻繁に使われるようになったために、一般的な用語となりつつありますが、本来は仏教用語でした。

原始仏教で、一定の空間領域を示していた言葉だったのですが、仏教に呪術的な概念が導入されるにしたがって、聖なる領域を意味する言葉として使われるようになりました。このような「聖なる領域」という概念は、言葉こそ違うものの、さまざまな思想で存在しています。

日本には、村の入り口に「さえの神」と呼ばれる存在を祀ることで、邪悪なものが入ってこれなくするという信仰が古くから存在していますし、神道では鳥居の中を神域として特別な場所と考えています。

結界にはさまざまな規模のものが存在しており、自分の周りだけを守る西洋の魔法円から、まことしやかに喧伝される。神社仏閣の並びや、各地に存在する聖地を繋ぐことによって構築される超大規模なものまで色々とあるとされています。

なぜ、お祓いで結界が必要なの?

お祓いという観点からいうと、あまり大規模な結界というのは現実的ではなく、一部屋、大きくても家一軒程度に結界を構築するケースがもっとも多いといえるでしょう。

基本的に、お祓いをする場合は、ネガティブなエネルギー、いわゆる穢れを祓って、再度それが付着しないように様々な対策を取るのですが、その様々な対策の中に結界も含まれています。

人間は寝ている時が最も無防備な状態となります。だからこそ、世界各地の呪いは、寝静まった深夜に行われることが多いわけですが、そのような攻撃的なものでなくとも、誰かの悪い思念や、ネガティブなエネルギーにもっとも影響されやすいのも寝ている時なのです。そんな無防備な状態を守るために必要なものが結界となります。

結界の構築方法には、さまざまな技法があり、エネルギーワークで構築することもできますが、その場合は術者が寝てしまったり、他のことを行うと急速にエネルギーが低下してしまうことが多いために、寝ている間の防御など、永続的な成果を望む場合はあまり適していません。

長期間結界を構築する方法

では、どうしたらいいのかというと、長期間、結界を張るためには、植物や鉱石などを活用することがオススメです。こういったものは、形こそ違っても人間と同じように生きている存在です。それぞれ、独特のエネルギーをもっていますが、そのエネルギーに特定の道筋をつけることで、ある程度の長い期間、ネガティブなエネルギーから身を守る結界を構築することができるわけです。

1度結界を構築してしまえば、手法にもよりますが、比較的長期間ネガティブなエネルギーから身を守ることができますので、最低でも寝室だけは結界を張っておくと、自らのエネルギーを保つ上でとても助けになってくれます。

何度もお伝えしてきているように、穢れというのはとても身近なものです。特に現代社会では、誰もが気づかないうちに、不特定多数の悪意やネガティブなエネルギーを受けかねませんので、そういったトラブルに対応するためにも、結界というものの存在は覚えておいても損は無いといえるでしょう。

次回は、癒しと穢れについて紹介したいと思います。まるで正反対のようですが、人を癒したり、人を助ける人ほど、穢れにふれやすいということをご存じでしょうか?

龍音堂

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1975年生 明治学院大学 心理学科卒業 神道教師/催眠療法士/エネルギーヒーラー 少年時代から不思議なものや、神秘的な世界に興味を持ち、様々な縁から西洋魔...

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