不思議な偶然を感じさせる聖地の炎上

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火災となったノートルダム大聖堂

4月15日の夕方、日本時間の4月16日、午前2時頃に、フランスはパリにあるノートルダム大聖堂で火災が起きました。

ノートルダム大聖堂といえば、ゴシック建築の代表作ともいわれており、ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」を意味します。そのために、様々な場所に聖母マリアをモチーフとした画面が存在しています。

古くはナポレオンの戴冠式が行われたり、パリから各地への距離をあらわすときの起点がノートルダム大聖堂前となっているなど、フランスにとって大切な場所が火災となり、屋根の尖塔が崩落するなど、大きな被害を受けてしまいました。

尖塔が崩壊するショッキングな場面がSNSでは伝えられ、フランス中が大きな悲しみに包まれています。

 

失われていた魔除けとの関係

不幸中の幸いといってはなんですが、消火が間に合わないと判断し、迅速に聖遺物などの持ち出しが許可されたために、重要な聖遺物などは被害を免れたといわれています。また、ちょうどノートルダム大聖堂は改修中であり、多くの聖人像や有名な魔除けのガーゴイルなども取り外されていたために、難を逃れたとのことです。

ガーゴイルといえば、鬼瓦と同じように魔除けの意味合いもあるのですが、語源が「喉」を意味するラテン語の「gurgulio」から派生した「gargariser」、日本語に直すと「がらがらとうがいをする」というようなものであることからもわかるように、たんなる魔除けではなく、雨樋の役割も持っているもの。

元々は宗教的なシンボルとして、パワーがあると感じられていた動物などがモチーフとして使われていたようですが、いつしか想像上の怪物や悪魔などが用いられるようになり、中世以降のヨーロッパでは、ほとんどがグロテスクな悪魔のような姿のものになっていたようです。そんな魔除けが取り外されている間に火災が起きたというのは、単なる偶然なのでしょうか?

ほぼ同日に起きていたもう一つの聖地炎上

偶然といえば、実は、ほぼ同日である4月15日に、イスラム教において3番目に神聖な場所といわれているモスクでも火災が発生していました。こちらは、「アル・アクサーモスク」と呼ばれているもので、今から1200年前に創建された古いものです。

 


世界的に有名なノートルダム大聖堂のニュースの影に隠れてしまってはいますが、歴史的には、より古くから、聖地として知られていた場所が、ほぼ同時に燃えたというのは、なにか奇妙な繋がりを感じてしまいます。

ノートルダム大聖堂も、アル・アクサーモスクも基本的に石造りでありながらも、火災となるとなかなか消火が難しいことを考えると、基本的に木造である日本の古くからの建造物に関は、万が一の時のことを考えて、より一層の対策と注意をしておきたいものです。

COCORiLA編集部

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