今の時期だからこそ唱える必要のある呪文

スピリチュアル

世界中にあるくしゃみの時に唱えるフレーズ

アメリカやイギリスといった英語圏の人が、誰かがくしゃみをするのを聞くと「Bless You(神のご加護を)」というのは、海外にいったことのある方ならば、一度は聞いたことがあると思います。

誰かがくしゃみをしたときに、決まったフレーズをいうというのは、実は英語圏だけの風習ではありません。ドイツや、イタリアでは「健康を」という意味の言葉をいったりするのです。

この場合は、くしゃみは、風邪のひきはじめなので気をつけてね、というイメージですが、ちょっと面白いのはスペインで、1回目のくしゃみの場合は「神よ!」と唱え、2回目では「マリア!」と唱え、3回目では「健康を!」というのだそうです。

これは、3回くしゃみが出た場合は病気の前兆だと考えているわけですが、では、英語圏と同じように、神へと祈る1回目、2回目は? というと、くしゃみというのは、人間の身体から、魂が抜け出そうになり、かわりに悪霊が入りそうになっている前兆だと思われていたからなのです。ですから、神様やマリア様の名前を唱えることで、神の加護を願って、悪いものが入らないようにいわば結界をはっていたわけです。

実はそもそもくしゃみ自体が呪文だった?

日本では、現在はそういう風習は残っていませんが、そもそも、「くしゃみ」という言葉自体が「休息万命 急急如律令(くそくまんみょうきゅうきゅうにょりつりょう)」という呪文がなまったものであるという説があります。

休息万命というのは、語源ははっきりしないものの、長寿を意味するものだといわれています。つまり、現在でも世界各地で唱えられる「健康を!」と同じようなものだったわけです。これが、なまって「くさめ」となり、最終的に「くしゃみ」となったのです。

この説には異論もあり、『遠野物語』などで有名な柳田國男は「くさめ」という言葉が元々あり、休息万命というのはこじつけであり、本来は「糞はめ」だったと提唱しています。神への守護とは正反対のようですが、魔物は汚いものや、匂いの強いものが苦手という思想があったので、これもある意味で結界をはる呪文だったのです。

「くさめ」の語源がどちらなのかは、いまとなっては明らかにするのは難しいかもしれませんが、日本でも江戸時代ごろまでは、誰かがくしゃみをしたときには「くさめ」と周りの人がいっていたようです。

海外に比べて、迷信的な風習が多く残ってるといわれている日本ですが、くしゃみについてだけは、いつしか他人に声をかけなくなったというのは興味深いところです。

そんな、くしゃみが多くでやすい季節ですので、間違って魂を口からだして

COCORiLA編集部

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