超加工食品を食べると早死にする!?

健康

死亡リスクや発がんリスクを高める超加工食品

フランスの研究チームが、アメリカの医学誌に発表した論文によると、超加工食品を多く食べる人ほど、早死にするリスクが高くなるのだそうです。フランスは超加工食品への興味が強いのか、2018年にもイギリスの医学誌に大規模な研究の成果が発表されています。

今年発表された研究は44551人を対象に2年間にわたって調査したものですが、2018年の研究は104980人を対象に7年間にわたって調査したもの。2018年の研究によると、超加工食品を多く食べると、発がんのリスクが10%ほど上昇することがわかっています。

こういった情報を見ると、超加工食品を摂取するのをやめよう、と思う人が多くでるのは当然だと思います。しかし、肝心の「超加工食品」とはいったいなんなのでしょう?

超加工食品とは、いったいなに?

こちらはもともと、ブラジルのサンパウロ大学の研究者が提供した「NOVA分類」の中のひとつなのだそうです。原文でいうと「Ultra-processed food and drink products」というような感じになります。ちなみに、この分類では、抗酸化剤を加えたものや、保存料を加えたものなど、元の特性を保持したり保存のために使ったりするレベルの食品は、「加工食品」として分類されているようです。

ようするに、一般的には使用されないような成分が複数添加されているものが「超加工食品」となります。ですので、健康食品として販売されているものも、さまざまな成分が含まれていることから、こちらの分類では「超加工食品」となるわけです。

このことからもわかるように、超加工食品とは、定義が非常に曖昧であるために、一口に超加工食品を食べ過ぎたといっても、果たして、それらに含まれた、どの成分が死亡リスクや、発がんリスクを高めているのかを特定できないという批判も多く出ています。

最近では、週刊誌などで超加工食品のリストなどが発表されていますが、こちらはあくまでも独自の基準ですので、そういったものを真に受けてしまわないほうが、逆に安心かも知れません。

もちろん、添加物などをとりすぎるのはよくないというのは事実ですが、だからといって、現代社会において添加物が完全にない食品だけを摂るというのは現実的ではありません。そういったことを考えると、添加物よりも、栄養のバランスを考えて、塩分を控えめにするという基本的な方法を守るのが、健康への一番の近道なのかもしれません。

COCORiLA編集部

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