磁極の移動速度がなんと5倍に! ポールシフトは近づいているのか?

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ポールシフトという言葉をご存じですか?

「ポールシフト」という言葉をご存じでしょうか? 広義には天体がもつなんらかの極が移動することを指すのですが、一般的には、地球の地磁気が反転することをポールシフトということが多いようです。

これによって、様々な影響が地球に起こることが懸念されています。日本の名称が地質学の年代史に初めて登場するとして、一躍話題となった「チバニアン」ですが、こちらには、かつて起きたポールシフトの痕跡が残っていることが大きな特色となっています。

チバニアンのような数十万年前の地層にその痕跡が残っていることからもわかるように、ポールシフトの影響は甚大なものとなる可能性も高いわけです。よく言われているものとしては、「氷河期」に突入するというもの。

一時期はポールシフトが恐竜の絶滅の引き金をひいたのではないかという説もあったほどですが、現代社会では、そこまでの大規模な気象変動がなかったとしても、磁極が変動することで、世界的に様々な用途で使われているナビゲーションシステムは大混乱となることが予想されています。

昨今、開発が進んでいる自動運転車両はもちろん、すでに一部で採用されている工事などの自動運搬、さらには、軍事的な潜水艦やドローンなども影響を受けることでしょう。

最悪の場合は、太陽からの放射線を防いでいる磁場が消失することによって、有害な放射線が地球に降り注ぐ可能性も0ではありません。この放射線は強烈なものであり、各種精密機器に影響を与えるだけでなく、人間を含めた生物の遺伝子に致命的なダメージを与える可能性もあるのです。

科学雑誌『NATURE』に掲載された地質学者でもわからない異常事態とは?

ちょっと怖い話が続いてしまいましたが、ここ数年、地磁気の異常が増えてきており、今年の初めには有名な科学雑誌の『NATURE』に、「地球の磁場が異常な動きを見せているが、地質学者はその理由がわからない」という記事が掲載されました。

こちらによると、磁極としての北極がものすごい早さで移動しているというのです。北極というと、私たちは氷に包まれた世界をイメージしますが、そちらは地理上での北極であって、磁極すなわち、北の磁場の頂点となる北極は別の場所にあります。

ここ100年ほど北極は、カナダ北部に存在していたのですが、2000年に入ってから移動速度がどんどんとあがり、今では年に55kmも移動するようになっています。このままでいくと、2020年には、ほぼ地理上の北極に近い位置まで到達することが予想されています。

なぜ、これだけの速いペースで磁極が移動しているのかは、NATUREの記事のタイトルにもなっているように地質学者でも理解しておらず、このままのペースで進んだときに何が起きるのかもはっきりとわかっていないのです。

ポールシフトにまではいたらなくとも、GPSなどのナビゲーションシステムに混乱が起こる可能性もあります。すでに、予想以上の速度で磁極が移動しているために、世界の磁場マップの更新なども、予定を繰り上げて行われているということです。

ポールシフトをいち早く感じ取るためには?

実はこのような変化は、2015年にイヌイットの長老達が感じ取って警告を発していました。

イヌイットとは、カナダ、アメリカのアラスカ州、グリーンランドなどに住むエスキモー系諸民族であり、ざっくりいってしまうと先住民族の一部族といえます。

彼らはモンゴロイドであり、顔つきなども日本人に近いのですが、過酷な環境で生活するために、自然から多くの知識を得る手段を備えています。それによって、太陽や月、星の位置などから季節や時間をしるだけでなく、天候までも予測していたのですが、近年ではそれらの位置がかわってしまい、予測が成り立たなくなっているのだそうです。

自然から受け取った情報が、ある意味で科学的に立証されたといえる今回の『NATURE』の記事。

果たして、これから地球がどう変わっていくのか? 様々な情報をチェックすることも大切ですが、最も速く感じ取るためにはイヌイットのように常に自然に注意を払うことが大切なのかもしれません。

COCORiLA編集部

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