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日本人に100人に1人が対人障害? それを解決する特効薬は幸せホルモンだった

健康

幸せホルモン・恋愛ホルモン

「オキシトシン」という名前のホルモンをご存じでしょうか? ちなみに、ホルモンとはギリシャ語で「刺激する、興奮させる」といった意味を持つ「hormaein」が語源となっているもので、生体に与えられた刺激により、身体の中で生み出され、特定の細胞に効果を発揮する物質のことです。

さまざまなホルモンが、私たちの体内には存在しているのですが、オキシトシンは心の疲れを癒やしたり、幸福感をもたらす効果があることから「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」などと呼ばれて近年では注目を集めています。

最近では、オキシトシンに関する様々な研究が進んでおり、特に「自閉症スペクトラム障害」にたいして有効なのではないかといわれています。

日本人の100人に1人が自閉症スペクトラム障害

「自閉症スペクトラム障害」というと、なんだかものすごい病気のように思えるかもしれませんが、ひとの表情や声色から相手の気持ちをくみとることが難しい、などといった対人コミュニケーション障害のことです。

このような障害を持っている人は想像以上に多く、日本医療研究開発機構によると2017年の時点で、100人に1人がこの障害を持っているとされています。

そのために、治療薬の開発が進められており、2014年には東京大学大学院の研究チームが40名を対象にして、二重盲検法による厳密なテストを行いました。これによると、対人コミュニケーション障害が有意に改善したことがわかっています。

幸せホルモンで対人コミュニケーションが楽になる時代

それから5年以上がたった現在では、実用化に向けてかなり段階が進んでいます。浜松医科大では、すでに治験と呼ばれる実際に患者さんを対象とした段階の研究が行われており、今までは男性患者がメインだったものを、女性や子供でも効果や安全性はあるのかということを調べる段階に移りつつあるようです。

このまま順調に進んでいけば、2023年ごろには実用化されるというこちらの治療法ですが、その方法は非常にシンプルなもので、オキシトシンを鼻からスプレーするだけで、感情や理解などを司る脳の部位が活性化し、コミュニケーション能力が向上するというのです。

自閉症スペクトラム障害は、重度なものでなければ、大人になるまで発見されないことも多く、社会に出てからコミュニケーションで苦労するという人も多くいるという障害ですので、オキシトシンが実用化されることで、そういった悩みを抱えている人が救われるようになる日も近いといえるでしょう。

COCORiLA編集部

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