40日以上続く浄化の時期

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春の前に訪れる浄化の期間

日本ではあまり注目されませんが、最近では知名度が上がりつつある「イースター」。実は、その前に浄化の期間があるということをご存じでしょうか?

それが「四旬節」。こちらは古来からのものではなく、キリスト教に取り入れられてから成立したものです。イースター前の46日間が四旬節であり、宗派によって名称はことなるものの、基本的には断食と祈りを行う日とされています。

当初は40時間断食をするという内容だったものが、イエス・キリストが荒野で40日間過ごしたなどというエピソードが取り入れられ、最終的には、断食などを行わなくていい日曜日を含めて46日間が四旬節となったわけです。

といっても、日曜日は免除されるとしても、これだけの期間断食をするというのは、一般人にはかなり厳しいことから、1日に1回だけ食事をとるというものや、食事は普通にとってもいいけれども、肉類は食べずに、その代わりに祈りや他者への施しを積極的にするといったような形で代替するようになっています。

ただし、基本的に肉食は禁じられるために、この期間が始まる前に肉を沢山食べて盛り上がることを目的としたお祭りが行われました。それが「謝肉祭=カーニバル」。

謝肉祭の意味

今ではカーニバルといえば、お祭り全般を指すものとなっていますが、日本語の謝肉祭という文字からもわかるように、この日はお肉を食べることがメインだったわけです。

といっても、さらに起源を遡ると、冒頭で紹介した豊穣のエネルギーを受け止めるための感謝のお祭りだったものだったようです。

日本でも古くから行われていた豊穣のお祭りは、本来モラルなどから解き放たれる乱痴気騒ぎが基本でした。海外でも、そのような形が中心だったこともあり、戒律が厳格なキリスト教に取り入れられてからも、肉食はもちろん、この期間は戒律から解き放たれてもOKとなりました。

ちなみに、カーニバルの終わりには、自分たちが犯した戒律破りなどの罪を、藁人形に宿して最後には燃やしていたともいわれています。

このように、カーニバルの成り立ちをみてみると、西洋諸国の人にとって、肉食がどれだけ大切だったのかが伝わってきます。といっても、最終日は肉だけでなく、パンケーキデイとして、パンケーキも食べていたといいます。これは肉だけでなく、卵なども食べておいて、しっかりと栄養を蓄えてから、四旬節の断食に備えるという意味合いがあったようです。

ちなみに今年の四旬節は3月6日から4月18日までとなっています。よほど敬虔なキリスト教信徒でなければ、日本では四旬節を守る人は少ないと思いますが、この期間を浄化の期間と定めて、肉食を避けたり、心の浄化として毎日のように他者に良いことをしたり、自分が執着しているものをこの期間は断つ、というようなことをしてみると、新しい発見が得られるかもしれませんので、気になった方はチャレンジしてみてくださいね。

COCORiLA編集部

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