新しく発見されたストーンサークルの正体とは?

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スコットランドで発見された珍しいストーンサークル

昨年末、スコットランド北東部のアバディーンシャーで、新しいストーンサークルが見つかって話題となりました。

ストーンサークルといえば、立石タイプのストーンヘンジが有名ですが、今回発見されたものは、横倒しになった石が円を作っているというタイプのもの。こちらの方が制作が簡単だったせいか、スコットランド北東部では比較的ポピュラーな形として知られています。

こちらは、農場の敷地内で発見され、調査したところ約3500~4500年前のものだと考えられていました。しかしながら、いくつか不自然な点もあったといいます。

そのひとつが、石のサイズとストーンサークルの直径が小さいというもの。前述したように横倒しタイプのストーンサークル自体は珍しくないのですが、その用途として、推測されている天体観測のための祭壇だとしたら、ちょっと小さすぎるというのです。

珍しいストーンサークルの正体とは?

このように珍しいものだということで、注目され、本格的な調査が行われる予定だったのですが、今年に入って、大きな進展があり、一気に、ストーンサークルの正体が明らかになりました。なんと、このストーンサークルは、古代のものではなく20年ほど前に作られた新しいものだったのです。

それがわかったのは、ストーンサークルが発見された農場の前の持ち主が、報道を見て名乗り出たことがきっかけでした。農場を手放す前、1990年代半ばに自分が作ったということを発表したのです。本来ならば、これで終わりとなりそうなのですが、面白いことにこのストーンサークルは保存されることが決まりました。

その理由が、例え偽物であったあとしても、詳しい調査が必要になるほどのしっかりとしたレプリカを作り出したのは、それだけ地域に関して深い知識をもっていたからであり、古代のものの記録として、レプリカも大切に保存する意味があるというものでした。

確かに、古代からの叡智を未来へと伝えることを考えると、こういった現代に作られたものも残しておく、というのは意味のあることなのかもしれません。こういった考え方は、同じ島国で古い歴史を持つ、私たち日本でも見習いたいものです。

COCORiLA編集部

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