年賀状のモチーフにこんなものはいかが?

幸運

万能の年賀状図案

すでに年賀状の準備は終わったでしょうか? もしも、まだという方がいましたら、江戸時代に流行したという、おめでたいモチーフはいかがでしょう?

年賀状のモチーフといえば、基本的にはその年の干支となります。2019年は亥年ですので、猪モチーフのものが多いと思います。しかしながら、江戸時代にちょっと変わった干支をモチーフにした絵が考えられました。

江戸時代の末期から明治時代にかけて活躍した浮世絵師に「歌川芳虎」という人物がいます。11歳のころから絵の道に入り、積極的に多くの浮世絵を制作し、明治元年には浮世絵師の番付、すなわち絵師人気ランキングで2位に入るほどの人気を得ていました。

そんな芳虎が描いた作品の中に「家内安全ヲ守十二支之図」というものがあります。どんなものなのか、下記をご覧になってください。

12支が合体した架空動物を描いてみませんか?

見ての通り、現存する動物をモチーフにしたものではありません。こちらは、名前の通り十二支の動物すべてを合成して作った架空の動物となっているのです。

顔はネズミで、耳が兎、尻尾が蛇、胴体が虎、後ろ足が猿、前足が犬といったように、干支が絶妙に配置されており、なんともいえないユーモラスな雰囲気を醸し出しています。当時はこのような発想が流行していたのか、遠浪斎重光という浮世絵師も、十二支を合成した「寿」という名前からしてありがたい架空の動物を描いています。

面白いことに、顔がネズミで、尻尾が蛇というような点は比較的共通しており、こちらの場合は、前足が猿で、後ろ足が牛になっていたりと、微妙な違いはあるものの、ぱっと見で同じ種類の動物のように見えます。

すべてをまとめてしまえば、御利益もそれだけアップするだろうというのは、ちょっと強引な気もしますが、一度描いてしまえば毎年、年賀状に使える万能の図案である、という考え方も可能です。

おめでたく、お守りにもなり、なおかつ、ちょっと手抜きもできるという十二支合成獣。今年の年賀状のモチーフに悩んでいるという方は、こちらの図案をつかってもいいですし、絵心があるならば、自分ならではの合成方法で、十二支すべてをまとめた絵を描いてみるのも面白いかもしれませんよ?

COCORiLA編集部

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