大天使ミカエルが地上に遺したもの

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聖遺物とは?

「聖遺物」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 基本的にはキリスト教の聖人が遺したものなのですが、その中には大天使ミカエルが遺したというものも存在しているのをご存じでしょうか?

12月といえばクリスマス! ということで天使にまつわる話を紹介しましょう。今回は、天使の中でも特に人気が高い大天使ミカエルが地上に遺したものについて。

冒頭で紹介したように、聖遺物には様々なものが存在しています。イエス・キリストを処刑したという「ロンギヌスの槍」や、その血を受けた「聖杯」などはよく映画や小説などの題材にされるほど有名なものです。さらに、イエスの亡骸を包んだ「聖骸布」や、イエスの身体に打ち付けられていた「聖釘」など、真贋論争はあるものの、聖杯を除いては現物が存在しているのです。

イエス・キリストゆかりのものは世界的に有名ですが、他にも聖遺物は色々と存在しています。キリスト以外の聖人と呼ばれる人々のものは、西洋では比較的ポピュラーですが、中には「聖霊の羽や、大天使ガブリエルの羽」などといった不思議なものもあるというのです。

かつてモン・サン・ミシェルには大天使ミカエルの翼が存在していた!

モン・サン・ミシェルには通常は公開されていない礼拝堂があります。こちらは、10世紀の初頭に建てられたもので、最も最初に聖堂があった跡地に建設されたとされています。実は建てられた当時、こちらの祭壇には「大天使ミカエルのマントの切れ端、翼の一部、ミカエルが地上に降り立った場所の小石」といった聖遺物が置かれていたのです。

現在はこれらの聖遺物は失われてしまっていますが、そもそも、モン・サン・ミシェルがつくられたのは、大天使ミカエルからの夢の啓示が原因となっています。啓示だけでなく、様々な奇跡に導かれて、最初の聖堂が建設されたわけですが、そこに設置する遺物を求めて修道士が各地に派遣された結果、前述の聖遺物を見つけたのだそうです。

ちなみに、大天使ミカエルの聖遺物は失われてしまっていますが、ミカエルから啓示を受けて聖堂を設立した「オベール司教の頭蓋骨」が現在でも聖遺物として残っています。オベール司教は、ミカエルからの啓示を最初は夢だとして信じていなかったのですが、三度目の夢に現れたミカエルが彼の頭に指をふれ、目が覚めた時にその指の痕が頭についていたことで、ようやく啓示を信じたという逸話があるのです。この由来通り、保存されている頭蓋骨には穴が空いています。

実際のところ、この頭蓋骨はオベール司教のものよりもかなり古い時代のものだという科学的な鑑定結果は出ているのですが、現在でも立派なケースに収められてオベール司教の頭蓋骨として展示されています。

聖遺物は、全てが後世の創作であるという説もありますし、現実的にはそれが事実かもしれませんが、もしも本当に大天使ミカエルのマントや翼の一部が残っていたとしたら、それは果たしてどんなものなのか? 一度見てみたいと思いませんか?

COCORiLA編集部

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