天と地が偶然に生み出した奇跡の石

スピリチュアル

地球の中心から噴き上げる熱水が産んだ石

スピリチュアルな世界では、さまざまなパワーストーンが珍重され、ヒーリングやエネルギーワークなどで利用されています。また、いわゆる宝石は装飾品として、とてつもなく高額で取引されているものも多くあります。パワーストーンも宝石もどちらも、気の遠くなるような年月をかけて地球が生み出したものですが、そんな様々な石の中でも、特に奇跡的な偶然によって生み出されたものがあります。

地球の中心にはマグマがあり、その影響によって温泉などができているわけですが、そんな温泉から生まれてくる石もあります。間欠泉の熱水だまりの中に偶然に出てくる「卵石」もそのひとつです。

今回紹介する卵石は、世界最初の国立公園であるアメリカのイエローストーン国立公園で発見されたもので、他の熱水だまりに比べると、数が多いことで知られており、さらに外見もそんなに珍しいものではないのですが、イエローストーン国立公園は規制が厳しい場所であるために、勝手に石を採ることはできず、今まで、その成分がどのようなものなのか、ハッキリとしたことはわかっていなかったのです。

しかしながら、今年、ようやく卵石を1個だけ採取することが許可され、その成分を分析することが可能となりました。その結果、卵石は間欠泉の熱水と非常に密接に関係していることがわかりました。

この熱水は、175℃以上にもなり、地中からあがってくる間に周囲の鉱物を、その中に溶かしこんでいます。それが地表に噴出し、冷えていくときに熱水に含まれていた鉱物が沈殿し、何らかの核となる微小なものに付着し、さらに気の遠くなる時間をかけて、何度もこのサイクルが繰り返されることで成長していくのだそうです。

どのような鉱物が溶け出しているのか、また冷却のタイミングなどもあるために定期的に成長するわけではなく、いくつもの偶然が重なることで作り出される卵石には、熱水の中に生息する微生物すら関わっている可能性もあると考えられていますので、まさに、地球の中心から生み出される奇跡の石といえるでしょう。

2000万年前の隕石が作り出した奇跡のガラス

その一方で、遙かなる天からの影響で生まれる石もあります。それが「リビアンガラス」。現代ではガラスはさほど珍しいものではありませんが、ガラスの製造法が発見されたのは、数千年前に遡り、現在と近いような製法が発見されたものすら紀元前でした。

しかしながら、リビアンガラスは、その遙か前、今から2000万年以上前に砂漠に落ちた隕石によって作られたものなのです。単に隕石が衝突しただけでなく、様々な要素が適切にからみあい、偶然とは思えないほど透明度の高いガラスを生み出しました。

そのために、古代では宝石よりも大切なものと考えられ、有名なツタンカーメンの胸当ての中央には、お守りとしてリビアンガラスが利用されているほどです。いくつもの偶然が重なり奇跡的な透明度をもって生成されたリビアンガラスは、現在でも多くの人を魅了しています。

天と地の偶然が生み出した2つの石。どちらも、かなりレアものですが、もし、あなたが手に取るとしたらどちらを選びますか?

COCORiLA編集部

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