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老後をより健やかに生きるために必須と話題となっている、入浴習慣の重要性

健康

入浴習慣があると要介護リスクが減る

千葉大学の研究グループが「入浴と要介護リスク」について調査した結果が発表さて話題となりました。こちらは、要介護認定を受けていない高齢者14000名を対象に、3年間にわたって調査を行った、大規模なものであり、その結果、週に7回以上入浴している高齢者のほうが、週に2回以下しか入浴していない高齢者と比べて、要介護になるリスクが夏で28%、冬で29%減るということがわかったのです。

実は同じような研究は以前にも行われており、2011年に「入浴習慣と要介護認定者数に関する5年間の前向きコホート研究」というものが発表されています。対象者は600名程度と少ないものの、追跡調査は5年間というこちらの研究でも、お風呂に毎日入る習慣がある人の方が、自立度が有意に高いという結果が出ています。

2回にわたる大規模な調査によって明らかになっているわけですので、入浴習慣と要介護になるかどうかが密接に繋がっているということは明らかといえるでしょう。

死亡リスクにもなる入浴

今年は。39年ぶりに「木枯らし1号」が東京で吹かないまま12月になるなど、暖冬傾向となるであろうとの予想がでています。今週末にかけて、寒気が南下するために寒くなるようですが、基本的には比較的過ごしやすい冬となりそうです。だからこそ、この冬をきっかけとして入浴習慣をつけておくというのはいかがでしょう?

前述したように入浴には、さまざまなメリットが存在していますが、その一方で入浴が原因で年間1万人以上が死亡しているという事実もあります。それが「ヒートショック」。

身近な例でいうと、暖かい部屋からトイレなどにいくと、体が自然と「ブルッ」と震えるという現象もヒートショックといえます。これは、温度変化によって血管が急激に収縮することで起こるものであり、体が震えるぐらいならばさほど問題はないのですが、この変動が激しくなると心臓にかなりの負担がかかるのです。

そんな大きな変動をもたらす状況として「入浴時」があります。寒い脱衣場で服を脱ぐことで血管が収縮、血圧が上昇し、その直後に湯船につかると、今度は血管が広がり、血圧が下がります。この変化が心臓に高い負荷をかけ、最悪の場合失神したり、元々疾患をもっている人の場合、心筋梗塞や不整脈、脳梗塞などを引き起こす可能性があります。

前述したヒートショックによる死亡者は、高齢者がほとんどなのですが、若者は心臓が負担に耐えられるということもありますが、シャワー中心の生活が多い若者に比べて、高齢者は湯船に首までつかるという習慣が多いということも関係しているようです。

つまり、入浴習慣を持っていると要介護になりにくい反面、ヒートショックによる死亡事故の危険性も常に秘められているということになります。健康に良いからといって、突然入浴をはじめると、健康になる前に身体に害を与える危険性もあるわけです。

ちなみに、ヒートショックによる死亡事例は12月~2月にかけてが一番多いということです。外気が寒いほど、脱衣場とお風呂場の温度差が大きくなるわけですので、冒頭で紹介したように、暖冬の今年はヒートショックの危険性が低く、入浴習慣をつけるにはうってつけというわけです。

もちろん、暖冬だからといって油断せずに、脱衣所はなるべく暖める、すぐに浴槽に入らない、風呂の温度を41度以下にするなどの対応はしっかりとしておく必要があります。

最適なお湯の温度とは?

特にお湯の温度は重要であり、身体に悪影響を与えずに入浴の良い影響だけを受け取るためには、「お湯の温度は40℃程度が最適」と専門家も提唱しています。あまり熱いお湯にはいると、交感神経が刺激されてリラックスできないだけでなく、血圧があがり、内臓に負担がかかってしまうのです。

賢く活用すれば、高齢者がより自立した生活を送れるだけでなく、ダイエットやむくみ、冷えといった女性につきものの悩みも解消してくれる入浴。忙しいとついついシャワーですましてしまいますが、しっかりと湯船につかることで。温熱作用だけでなく、水の圧力による「静水圧作用」も期待できますので、しっかりと湯船につかる入浴習慣を身につけましょう。

 

COCORiLA編集部

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