世界的な異常気象の原因は太陽にあった?

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太陽の極小期が早まる

今年は猛暑が続いたかと思うと、強烈な台風が次々に襲ってくるという自然の猛威が続き、日本だけでなく、世界的にも台風や水害などに襲われた地域が多くありました。なぜ、このような異常気象があちこちで観測されたのでしょう? 様々な要因がありますが、その一つに、太陽の活動をあげる説があります。

太陽はだいたい、11年ごとに活動が活発化する「極大期」と、活動が弱まる「極小期」を繰り返しています。その目安として、太陽の表面に現れる黒点の数があるのですが、本来ならば2020年頃になるはずの、極小期が2年前倒しで、今年訪れているようなのです。

そのために、1645年から1715年の間に、太陽の黒点数が著しく減少した「マウンダー極小期」の再来だという声も聞こえてきます。こちらは、寒冷化によって、世界的に農作物の不作が続き、ヨーロッパではペストの流行で人口が激減しました。

ペストの流行と大飢饉というふたつの脅威によって、この期間だけで何億人もが命を落としており、そのために社会不安が増し、魔女狩りや内戦なども繰り返されるという、悲惨な時期だったのです。

とはいえ、太陽が極小期となり寒冷化が訪れたからといって、必ずしもマウンダー極小期のような特別な状況になるとは限りません。むしろ、近年の温暖化を考えると、寒冷化が進んだ方が温度的には適切になるという見方もできます。

寒冷期がもたらすのは快適な気温? それとも破滅的な異常気象?

ここ数十年で地球の気温はあがり続けてきましたが、太陽の活動からすると遅くとも2025年ぐらいから地球が寒冷期に入る可能性はかなり高いというのが、専門家達の共通の意見となっているようです。

ただし、単なる寒冷化だけで終わるという考え方もあれば、マウンダー極小期の再来ともいえる小さな氷河期が訪れるという考え方もあり、専門家の間でも、地球への影響という面では意見がわかれているようです。

しかしながら、近年の異常気象をみていると、マウンダー極小期の間に、中国では史上最大規模の地震、イタリアやパプアニューギニア、そして富士山といった火山の噴火といった寒冷化とは直接関係の無い大災害が発生したことと関連づけてしまいそうになります。

これからやってくるであろう極小期がもたらすのは、適切なレベルでの寒冷化なのか、それともマウンダー極小期のような、私たちに多くのダメージを与えるレベルの大規模なものになるのか、これからも太陽の動きから目が離せません。

COCORiLA編集部

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