今、若い世代の魔女が増えている

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100倍以上にも増えた魔女人口

ハロウィンが近くなり、あちこちでカボチャオバケや、黒猫、魔女などといったハロウィンにつきもののモチーフを見かけますが、今回紹介する魔女は、箒に乗って空を飛ぶとんがり帽子の存在ではありません。

アメリカやヨーロッパで増えている、「ウィッカ」や「ペーガン」などと呼ばれる、古代の多神教や精霊信仰を持つ人達を総称した「魔女」なのです。多神教の国であり、万物に神が宿るという日本からすると、彼らの考えは比較的身近なものですが、キリスト教やユダヤ教、イスラム教などといった一神教では、かつては「魔女」として迫害されていた存在だったのです。

そんな魔女が増えてきたのは、ここ20年ぐらいだといわれています。アメリカで行われた宗教に関する調査によると、1990年代の調査では、ウィッカやペーガンといった信仰をもっていた人は、あわせても1万人に満たなかったのですが、2014年にはなんと100万人以上に増えていたというのです。

古い宗教がどんどん衰退していく中で、かつて信仰されていたものが、25年で約100倍以上にも増加している背景には、ヨガや瞑想といったものが一般的になってきたことが強く影響しているようです。

トランプ大統領と魔女の関係

さらに最近でいうと、アメリカのトランプ大統領に反対する運動として魔術を始める女性が多いという報道もあります。実際に、彼が大統領に就任してから数カ月後に、魔女達が儀式を行ったというニュースが報道されたこともあります。

こちらは、昨年の2月25日に行われたもので、自宅で儀式を行うだけでなく、実際にトランプタワーに20名近くの魔女が集結し、タロットカードやハーブなどといった思い思いのアイテムを駆使して術をかけたといわれています。

こちらは、トランプ大統領をその座から退かせるのが目的だったわけですが、それから1年以上たった今でも、元気に話題を振りまいていることを考えると、魔女の術は成功しなかったといえるでしょう。

日本でもこれから魔女は増加する?

とはいうものの、このことからもわかるように、魔女は反トランプ運動のひとつのシンボルとされ、一躍注目されるようになり、さらに若い層の間では、ファッション的な部分で魔女が注目されているという状況もあります。

この流行を察知した化粧品メーカーが、タロットカードやハーブなどが入った魔女セットを販売しようとしたところ、魔女達から宗教としての魔術を馬鹿にしているという非難があつまり、製造販売を中止したということもありました。

スピリチュアルな世界では、魔女という人も多いですが、日本では、まだまだ一般的には知名度の高くない現代の魔女。しかしながら、ヨーロッパやアメリカに比べると、それを受け入れる土壌ができていますので、Instagramなどを通して、流行の波が来たならば、一気に魔女が増えてもおかしくはないといえるでしょう。

COCORiLA編集部

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