今の時期、知っておきたいペットボトルの危険性

健康

ペットボトル飲料に秘められた思わぬ危険

今では、自動販売機やコンビニなどで売られている飲料水の半分以上を占めているペットボトル。日本にはじめて導入されたのは1982年と、すでに30年以上の歴史を持っているわけですが、夏場には、危険が秘められているということは意外と知られていません。

ペットボトルの危険性というと、その素材自体が危険なの? と思うかも知れません。ペットボトルの「PET」とは、ポリエチレンテレフタレートという物質の略称です。合成樹脂なので危険なイメージがありますが、さすがに口に入る飲料水などを入れるものですから、さまざまな実験が行われており、発がん性物質が含まれていないことはもちろん、人体への影響はほとんどないという結果がでています。

くれぐれもペットボトル飲料は放置しないように

では、なにが危険なの? というと、中に入っている飲料水などが変質することによって危険なものに変わってしまうのです。猛暑が続いていますので、飲料水の入ったペットボトルを飲むという方は多いことでしょう。ペットボトルの性質上、基本的に直接口をつけて飲むことが多いかと思います。

しかし、ここが危険なのです。口をつけて直接飲むことによって、ペットボトルの中になかった、口腔内の細菌が混入することになります。もちろん、すぐに細菌が繁殖することはないのですが、一気にペットボトルを飲みきることはあまりなく、場合によっては常温で1日近くおくケースもあるでしょう。そういった場合は細菌が一気に繁殖することになってしまいます。

特にミネラルウォーターや、お茶などは細菌の繁殖率が高く、常温で放置しておくと100倍以上にも増殖し、今のように気温が高い時期だとさらに繁殖が活発になることから、常温で放置しておいたお茶で食中毒になったというケースも存在しています。

意外なことに、細菌の繁殖はミネラルウォーターや、お茶が多く、スポーツドリンクでは繁殖が抑制されていたという研究結果があります。こちらは、日本看護研究学会雑誌に掲載された「小型ペットボトル飲料使用における安全性の検討」によるもの。なぜ、スポーツドリンクの方が繁殖が抑制されていたのかというと、PH値が低く弱酸性だったことが原因といえるでしょう。

しかしながら、酸性の飲料水や、炭酸水なら危険がないのかというと、細菌の繁殖は抑えられたとしても、別の危険性があるのです。スポーツ飲料や炭酸水には糖分が含まれています。口を通して混入した細菌、特に酵母がそれらを餌に繁殖し、発酵によって二酸化炭素を排出することがあるのです。

そのような状態のペットボトルを常温で放置した場合、想定している以上の圧力がかかりペットボトルが爆発することがあります。それによって骨折したり、目を怪我したりなどという事故が実際に起こっていますので、くれぐれも注意が必要となります。

今年は猛暑で、こまめな水分補給が必要となりますが、外出中はともかく、自宅に戻ってきたならばペットボトルを飲みかけで放置するようなことは極力さけ、1日以上放置したものは飲まないようにしましょう。

COCORiLA編集部

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