21世紀になっても色あせない、鳥居に秘められた謎とその魅力

癒やし

謎に包まれた鳥居の起源

日本に住んでいるならば、鳥居を見たことがない、という方はおそらくいないことでしょう。神社はもちろん、かつて神仏習合だったお寺などでも見ることがありますし、地域によっては立ち小便避けなどのために、建物の下に鳥居状のものを設置したりすることもあります。そんな日常的に見ることのできる鳥居ですが、これだけメジャーでありながらも、実はその由来というのはハッキリとわかっていません。

神様を一柱、二柱と呼ぶことからもわかるように、古来は神様は高い柱と同一視されたともいわれています。そのために、神様が降りる場所の目印として、柱を立てていたものが起源という説。

鳥居という名前から、神社で飼っていた鳥のための止まり木だった、また、神聖な存在が降りる場所を止まり木のように表現したという説、村や町の門として境界を示す結界がいつしか鳥居になったという説など、本当に色々なものがあるのです。

鳥居の起源は世界共通?

海外との関わりでいえば、世界各地に存在するドルメンと鳥居が関係しているという説もあります。ドルメンとは日本語でいえば「支石墓」となり、文字通り基礎となる石で死者が埋葬された場所を囲い、その上に巨大な天井石を載せたものです。

天井部分があるために、ぱっと見は鳥居と似ていないように見えるかもしれませんが、写真のように、正面から見ると、かなり鳥居と似通っていることがわかります。また、井戸に釣瓶を吊すための木が原型という説もあります。

日本の井戸といえば、時代劇などで目にする屋根付きのものがイメージされるかと思いますが、砂漠などの材料の乏しいところでは、写真をご覧になるとわかると思いますが、鳥居のようにシンプルな形の構造物を井戸の周囲に設置するというケースもあるのです。神社仏閣などの神聖な場所には湧き水が多いことからも、ちょっと説得力を感じます。

鳥居は実は建造不能!?

このように、さまざまな起源が考えられるほど、鳥居というのは魅力的なものです。21世紀になっても、それは変わっていないようで、つい先日、Twitterで鳥居は実際には建築不能だという説が話題となりました。

6万件以上のいいねがついたことからもわかるように、多くの人が注目したこちらのTweetですが、実際には科学的にその設計が解明されていることがわかっています。しかしながら、鳥居ならばそんな不思議があっても仕方ないと、今の時代になっても、多くの人が感じているということは確かといえるでしょう。

多くの建造物が流された津波にも耐えたり、地震があっても鳥居が倒れないという事例が存在しているということもあるでしょうが、やはり、あの形というのは、そんな神秘性を私たちに伝えてくる独特のエネルギーが秘められているのかもしれません。

COCORiLA編集部

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