サンスクリット語には不思議な力が存在していた?

スピリチュアル

2500年以上前から現代まで使われ続ける言葉

サンスクリット語という言葉をご存じでしょうか? 古代インドで使われていた言葉であり、現在では母国語としてしゃべる人は少なくなっているものの、インドの公用語のひとつであり、世界的に使われている言語なのです。

今から2500年以上前に使われていた言葉が、なぜ世界的に使われているのかというと、仏教の経典はサンスクリット語で書かれたものが多く、日本でも真言宗や天台宗などでは、今でもお経にサンスクリット語を使っているからなのです。これらは、「真言」と呼ばれています。

例えば、「ノウマクサンマンダボダナン」という真言は、サンスクリット語的な発音にすると「ナマハサマンタブッダナーン」、日本語にすると「遍く諸仏に帰命したてまつる」となります。微妙に発音が違うのは、日本人が聞き取った言葉を使っているためなのでしょう。

ちなみに、スピリチュアルな世界で有名なマントラも「オーム・マニパドメ・フーム」もサンスクリット語であり、日本では「オンマニハンドマウン」として「六字大明呪」や「六字真言」などと呼ばれています。

このように力のある言葉として使われてきたサンスクリット語ですが、そもそも、その起源がヒンドゥー教の造物神であるブラフマンだったといわれており、サンスクリットという言葉には「完成された」という意味があります。つまり、遙か古代に作られていながら、その時点で完成された神秘的な言葉だというわけです。

仏教やヨガの瞑想などで使われていることからもわかるように、スピリチュアルな力、エネルギーレベルでの力があると考えられていたサンスクリット語ですが、最近の研究で実際に脳に影響を与えていることがわかりました。

脳の神経を活性化させる力を持つサンスクリット語

スペインのバスク認知脳言語センターの研究チームが、サンスクリット語のマントラを暗唱し続けている人と、同じ年齢性別の一般の参加者を比べるという実験を行ったところ、日常的にサンスクリット語を使っている人は、脳の灰白質が大きくなり、大脳皮質も厚くなっていたというのです。

さらに、記憶を司る海馬でも灰白質は大きくなっていたということで、サンスクリット語が脳に影響を与える可能性は高いとされていますが、そもそもサンスクリット語を現在使っている人は古典学者であり、マントラを日常的に唱えることから考えると、瞑想なども行っていた可能性が高いわけですので、必ずしも全ての原因がマントラだとは限りませんが、今後、研究が進んでいくことで、その影響はより明らかになっていくことでしょう。

とはいうものの、瞑想と共にサンスクリット語のマントラを使うというのは、かなり脳の神経を活性化させていることは確かなようです。なぜならば、灰白質は神経細胞の細胞体が存在している部位であり、そこが大きくなるということは、神経細胞が増えているということに他なりません。

このように見てくると、2500年以上も前からマントラが使われ続けているということには、その効果が体感されていたからなのかもしれません。

COCORiLA編集部

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