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梅雨の季節だからこそ、知っておきたい、ロヒンギャの難民が直面している危機

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研究が進むゲリラ豪雨

日本は現在梅雨の地域が多く、ジメジメとした日が続いています。梅雨が終わったあとには、ここ数年、ゲリラ豪雨が夏の風物詩となっており、それによって被害にあう地域も出てきています。そのために、近年ではゲリラ豪雨を想定した避難訓練が行われたり、大雨の実験施設を作りゲリラ豪雨を再現するなどの実験も行われています。

この施設で実験したところ、国内で今まで観測された最大量の降雨である1時間300ミリという雨量だと、わずか5分で都市部の側溝はあふれ、水位が10センチ以上にも及んだということです。ここまでいくと、山間部の土砂災害はもちろん、都市部も交通が麻痺することになるでしょう。そのようなことがないように対処するとともに、ゲリラ豪雨に遭遇した場合、どうすればいいのかということが、今後はこのような実験を通して、より効果的な方法が明らかになっていく予定です。

日本のように設備が整い、ある程度対応ができる国ですら豪雨によって、命の危機や、都市機能が麻痺する危険性があるわけですから、長い雨期がある国で、なおかつまだまだ発展途上の場合は、よりその危険性は高くなります。

20万人以上が命の危険にさらされている

6月に雨期に入ったバングラデシュでは、洪水によって20万人もの人が命の危険にさらされています。いくら水害といっても20万人というのはとてつもない数だと思うでしょう。こちらは、バングラデシュの隣のミャンマーで迫害されて逃げ延びてきたロヒンギャという少数民族たちなのです。

日本人は、このロヒンギャという人々のことをほとんど知りません。彼らはミャンマーでも、バングラデシュでも独立した民族としては認められておらず、不法移民であるとして50年以上にわたって迫害され続けているのです。

そんなロヒンギャの人々が大量に難民となったのは、2017年にミャンマー軍が過激派の掃討作戦を行った際に、兵士がロヒンギャの村を襲撃し、男は皆殺しに女性には暴行するという蛮行が行われたため。国連の専門家によると、限りなく集団虐殺に近い状況だったというこの事件のために、女性と子供が隣国のバングラデシュに逃げることになったのです。

国連の専門家ですら絶句する過酷な環境で暮らすロヒンギャ難民

難民となったロヒンギャの人々(2012年)
(出典:Wikipedia

現在までに70万人以上が難民となったといわれていますが、バングラデシュでもそれだけの難民を受け入れる余裕はなく、また前述したようにこちらでも不法移民扱いをしているために、逃げ延びた人々は、竹と防水布でテントを建てて暮らしているのです。

劣悪な環境のために、コレラなどの伝染病が流行し、栄養も足りていないために多くの子供が命を落としているのですが、これから雨期に入ることで冒頭に紹介したように洪水などで、直接的に命を落とす人々がでたり、さらに湿気が高くなることで伝染病も発生率が高まることになります。そのために、20万人という莫大な被害者が出ると予想されているわけです。

私たちができることをする

国連UNHCRは、このような難民などを支援する国際的な組織であり、全世界で数千万人の人々を支援していますが、そんなUNHCERの人々をもってしても、ここ十数年で最悪というロヒンギャ難民ですが、そんな想像を絶する苦難に直面しているにもかかわらず、あまりにも知られていないロヒンギャ難民を支援するための、特設サイトが用意されています。

https://www.japanforunhcr.org/rohingya/

こちらでは、毎月の支援や、1回だけの支援など細かく支援金額を選べるだけでなく、私たちが1日あたり50円支援すると、難民5人を保護する緊急救助キットが贈れるなど、具体的な目安も提示されています。

さらに今回記事で紹介したよりも、現地で状況をみたからこそわかるような、リアルな情報も多く掲載されていますので、ロヒンギャのことを初めて知ったという方は、じっくりと読んでみて下さい。そして、助けたいと思ったならば、自分のできる範囲で結構ですので寄付をすることをオススメします。

COCORiLA編集部

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