緑溢れる季節ですが、山菜には注意が必要

健康

自然のエネルギーに満ちあふれた野草

4月も下旬に突入。気温もぐんぐんと上がり、25℃以上になったり、地域によっては真夏日を記録したところもあるほど。これからGWも控えていますし、自然に親しむために山歩きを計画している方も多いのではないでしょうか? そんな山歩きには、思わぬ危険が存在しています。

それは「野草」。文字通り「野」に生えている「草」です。一見すると単なる草ですが、その中には山菜として、とても美味しいものや、ハーブとして活用出来るものも多く存在するのです。

COCORiLA読者の皆様ならば、旬の野菜にはエネルギーが満ちている、ということをご存じの方も多いと思いますが、新緑の季節が持つパワフルなエネルギーに満ちあふれているのが野草というわけです。春から夏へと向かうエネルギーは成長のエネルギーであり、そんなエネルギーが含まれた野草を食べると、心身共に健康になるのも当然といえるでしょう。

毎年野草によって被害が発生しています

といっても、山に生えている野草を素人が自己判断で採取するのは危険です。勝手に野草を採取すること自体が多くの場所で禁じられていますが、山奥などで美味しそうな野草を見ると、つい摘んでしまうという方もいるかもしれません。

そんな野草によって引き起こされる食中毒が、「4月以降」非常に多くなるのです。長野県では、毎年のように春先に発生している食中毒を防ぐために、注意喚起の情報を出しています。特に多いのは、ニラと間違えて有毒植物のスイセンを食べるというもの。

幸いなことで、スイセンで死亡するケースはほぼないのですが、山菜のオオバギボウシやウルイなどと似ている「バイケイソウ」は大量に摂取すると、最悪の場合、死に至る危険性もあります。また、ギョウジャニンニクと似ている「イヌサフラン」は、食中毒による死亡例が存在するほどの毒をもっていますので、素人判断で野草を取ることの危険性がわかると思います。

消費者庁によると、平成28年までの過去10年で野草による食中毒になった人は502人、そのうち7人の方が死亡しているということです。この死亡例の要因となったのは、前述したイヌサフランがほとんどで、6名、1名がスイセンでした。

確かに野草は山からの恵みであり、これからの季節はエネルギーに満ちあふれたものですが、きちんとした判断ができない人間が間違って摂取してしまうと、大変なことになってしまいますので、山登りや散策などで気軽につんでしまわないように注意しましょう。

COCORiLA編集部

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