新しいナスカの地上絵が発見される

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新たなナスカの地上絵が発見される

ナスカの地上絵というのは、ペルーのナスカ川近辺の高原に描かれた様々な図形の総称。1939年に発見されたもので、1994年には世界遺産にも登録されるほど有名なものです。しかしながら、比較的近年になっても、新しい絵が見つかっていることは意外と知られていません。

2011年、2013年、2015年と山形大学の人文学部坂井正人教授が率いるグループが新しい地上絵を発見しています。こちらは、サイズ的にはさほど大きいものではありませんが、累計で20点以上も発見しているのです。

さらに、今年に入ってから、地元の研究者がドローンを使って50以上の新しい地上絵を発見しました。肉眼では発見しにくいものだったのですが、ドローンを使うことで今まで気がつかなかった微妙な線を分析することができ、今回の発見にいたったということです。

 

2500年以上たった今でも謎が残るナスカの地上絵

今回、発見された地上絵は、ほとんどが戦士を描いたものであり、一部動物などもふくまれているということです。ちなみに、他のものよりも何世紀も古いということがわかっています。その名称からもわかるように、ナスカの地上絵は、紀元前200年から、西暦800年ぐらいまでに存在していたナスカ文明の時代に描かれたものだとされています。しかしながら、今回の地上絵はそれよりも前の、紀元前500年から、西暦200年のパラカス文化やトパラ文化に属している可能性が高いというのです。

一般的にナスカの地上絵は、雨乞いの儀式に使われていたのではないかといわれていますが、戦士の地上絵は、雨乞いとはちょっと相容れないようにも思えます。もしかしたら、ナスカ文明の前から、地上絵を描く技術自体は存在しており、その技術を継承したナスカ文明の人々が、雨乞いなどのために転用したのかもしれません。

2500年以上も前のものであるに関わらず、今でも新しい発見があり、謎に包まれているナスカの地上絵。数年前には環境保護団体であるはずのグリーンピースが、貴重な地上絵を踏み荒らし、再生不能な深刻なダメージを与えたという事件がありました。

広大な土地に、今回発見されたものを含めて2000以上も存在しているというナスカの地上絵。グリンピースによる事件があってから、ユネスコなどが保護に乗り出してはいますが、今後はより一層の保護が必要となることでしょう。

COCORiLA編集部

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