日本古来のハートマークに隠された意味とは?

幸運

神社仏閣に登場するハートマーク

神社仏閣を訪れていると、そこに意外なマークを見つけたことはありませんか? そのマークとは「ハート」。

ハートといえば、トランプのマークが最も有名ですが、心臓をシンボライズしたものだといわれています。そこからひいては、現在では愛情などのモチーフとしてもよく使われるようになっています。

古代エジプトの時代からハートは存在していることからもわかるように、かなり古くから存在しているモチーフなのですが、日本で使われているものは、形としてはハートですが、意味合いとしては異なったものとなっています。

お寺などでは、ハートが刻まれた部分は「懸魚(げぎょ)」と呼ばれています。こちらは、実用的な意味合いとして、棟木を隠すだけでなく、飛んでくるものから守るという役割をもっています。また、スピリチュアルな意味合いとしては、「魚」という名称をつけることで、火除けと魔除けの力があるとされてきました。

なぜ、ハートマークなのに、魔除けとなるのでしょうか? こちらは「猪目(いのめ)」と呼ばれているもので、そのものズバリ、猪の目をかたどった象徴だという説もあれば、菩提樹の葉っぱがモチーフだったという説、帝釈天の梵字が変形したという説、十二支の「亥」が変形した説、など諸説あります。

どの説が正しいのか定かではありませんが、獣の目には邪悪を退ける力があると古来からいわれてきていましたので、基本的には猪がベースであり、そこに強力な雷神であり、武神である帝釈天の梵字といった要素が付け加えられていったのかもしれません。

猪目を通してエネルギーを受け取る

元々は魔除けだったものですが、現在の私たちにとってはハートマークにしか見えないのも事実です。模様として優しい感じもあることから、最近では魔除けよりも招福の方をPRすることも増えてきているようです。

京都の「正寿院」というお寺には、とても美しい猪目を象った窓があることで有名です。こちらは猪目を通して、四季の美しい光景を見ることができるようになっているために、猪目やハートの力をダイレクトに受け取れるものとなっています。

少し前までは猪目を通して美しい桜を見ることができましたので、Instagramのハッシュタグで、そのものズバリ「正寿院」というものがあり、多くの人が写真をアップしていましたので、その光景をいくつか紹介しましょう。

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@ mayu9122がシェアした投稿 –

正寿院の桜はすでに終わってしまいましたが、猪目は全国各地の神社仏閣で見つけることができますので、GWのおでかけなどで神社やお寺を訪れる機会がありましたら、こちらのモチーフを探してみるのも面白いと思いますよ? その時あなたが受け取りたいのは、魔除けの力ですか? それとも招福? 恋愛? 自分で選んでみるといいでしょう。

COCORiLA編集部

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