ラベンダーとティーツリーに秘められた意外な危険性

健康

エッセンシャルオイルの代表格 ラベンダー

ラベンダーやティーツリーといえば、エッセンシャルオイルとして有名なものです。特にラベンダーは、リラクゼーションを初めとして、さまざまな効用があることから、エッセンシャルオイルの代表格といっても過言ではないでしょう。

一方ティーツリーは、独特の香りがあり、ラベンダーほど一般的ではありませんが、抗真菌作用や殺菌作用が強いということで、お掃除に使われたり、今の季節だと花粉症対策として使われることも多いものです。

ラベンダーは「ハーブの女王」とも呼ばれ、その香りだけでもリラクゼーション効果があるとされ、安全性も高いことから、エッセンシャルオイルのチョイスに迷った初心者はとりあえずラベンダーを抑えておくというベーシックである意味万能なものですし、ティーツリーはアボリジニが古くから万能薬として使っていたことが知られています。

そんな様々な効能をもった2つのハーブに、意外な危険性があることがわかってきました。それは、思春期前の男児に使用することで「女性化乳房」を誘発する可能性があるというもの。簡単にいってしまうと、幼い男の子にこれらのハーブを使うと、女性のように胸が膨らんでしまうのです。この研究成果を発表したのはアメリカの「国際環境衛生科学研究所」。

ラベンダーとティーツリーが男性ホルモンを乱れさせる

こちらの研究によると、ラベンダーやティーツリーのエッセンシャルオイルに含まれた物質が、内分泌攪乱物質となって、男性ホルモンの働きを妨げる「抗アンドロゲン」として作用する可能性があるというのです。

実際に、4歳から10歳の男児がラベンダーやティーツリーを使ったシャンプーや石鹸などを日常的に使うことで、女性化乳房の症状を発症したという医学論文が10年以上前に発表されていますし、そのような症状を呈する男児は年々増えているということです。

どちらも冒頭で紹介したように、様々な効能があることが知られているハーブですので、使われている商品も多岐にわたり、なおかつ、エッセンシャルオイルやハーブには副作用がないというイメージがあるために、気軽に子供にも使ってしまうのでしょう。

実際はハーブでも妊婦さんはもちろんですが、子供に適用できないものや、光毒性が強いものなど、その性質は多岐に及んでいるので、天然植物=安全と思い込んでしまうのは危険なのですが、そういった知識がなかったのならば、天然で身体に優しい製品を使うことで、男の子の胸が膨らんでしまったら、家族はもちろん、本人もビックリすることでしょう。

幸いなことにラベンダーやティーツリーが入った製品の使用を停止することで、数ヶ月程度で症状は消えたということですので、前もってこのような知識をもっていれば慌てる必要はありませんが、エッセンシャルオイルだからといって安全性を過信しないようにする必要があるといえるでしょう。

COCORiLA編集部

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